冷蔵1週間/冷凍1か月

今日は、にんじんと鶏肉を使ったメインおかずのレシピをご紹介します。
にんじんと鶏もも肉を、甘酢で蒸し煮にして作ります。
「え?」という調理法かもしれませんが、にんじんに鶏もも肉の旨味がしみ込み、甘酢の酸味が程よく飛んでコクたっぷり、とてもフルーティーな味わいに大変身します。
レシピについて
片栗粉をまぶした鶏もも肉を焼き、にんじんを加えて甘酢で蒸し煮にした後、調味料で煮て出来上がりです。
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材料
4人分
- にんじん 2本(150~200g×2本)
- 鶏もも肉 2枚(300g前後×2枚)
- 片栗粉 大さじ2
- サラダ油 小さじ2
- ■蒸し煮用調味料
- 酢 100ml
- 砂糖 大さじ2
- 酒 大さじ1
- ■合わせ調味料
- 水 100ml
- 昆布だしの素 小さじ1/2
- しょうゆ 小さじ4
8人分
- にんじん 4本(150~200g×4本)
- 鶏もも肉 4枚(300g前後×4枚)
- 片栗粉 大さじ4
- サラダ油 小さじ4
- ■蒸し煮用調味料
- 酢 200ml
- 砂糖 大さじ4
- 酒 大さじ2
- ■合わせ調味料
- 水 200ml
- 昆布だしの素 小さじ1
- しょうゆ 大さじ2+小さじ2
作り方
step
1にんじんです。豊作の年は、かなり太くなりますので、1本で300g超えになります。
このレシピは4人分の味付けで300~400gまでOKですが、念のため重さを量るとよいです。今回は使い差しを足して約400g弱で作っています。
多少重めでも問題はありませんが、5割増程度までにとどめたほうが、味付けがぼやけることがなく、うまく仕上がります。
step
2にんじんはピーラーで皮をむき、ヘタを切り落とし、
手順2~3は、手順7で鶏肉を焼いている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
普段にんじんの皮をむかないという方も、煮物の際は、ぜひ皮をむきましょう。皮付きのままですと、煮込むと薄く皮がはがれてしまい、中途半端にぶら下がったり、他の具材にくっついたりして、気持ち悪い仕上がりになってしまいます。
step
3ひと口大の乱切りにします。
乱切りは、にんじんを回しながら斜めに切ります。
ひと口大は、親指と人差し指でOKを作ったサイズが目安ですが、にんじんが苦手な方は、さらに半分に切るとよいです。
step
4合わせ調味料を混ぜ合わせておきます。
この作業は、手順7で鶏肉を焼いている間か、手順10で蒸し煮にしている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
step
5鶏肉をひと口大に切ります。
水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
鶏肉はキッチンバサミを使うと切りやすいです。
黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので、取り除くことをおすすめしますが、しっかりと焼き、こってり味に仕上げますので、神経質になる必要はありません。
白い筋がある場合は、取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
step
6片栗粉をもみ込んで、まぶしつけます。
写真は手で直接もみ込んでいますが、袋に入れてまぶしても構いません。
step
7フライパンにサラダ油をひき、鶏肉の皮目を下にして並べ、中火~強めの中火で熱します。


step
86~7分ほど経ち、皮目に焼き目が付いたら、少し火加減を弱め、弱めの中火~中火にしてひっくり返します。
鶏肉の表面が白くなってきたら、皮目が焼けてきています。
step
9にんじんを加え、ざっと全体を混ぜ合わせて油を回し、


step
10蒸し煮用調味料を加え、かき混ぜて全体になじませたら、ふたをして中火で、8~9分ほどガーッと煮ます。
蒸し煮用調味料を入れる順番は、どの順番でも構いませんので、砂糖がダマにならないよう、かき混ぜて全体によくなじませましょう。
step
11煮汁が底から5mm~1cmくらいまで少なくなり、泡立つようになったら、弱火~弱めの中火にして、ざっと全体を底からかき混ぜて、
煮汁をしっかり飛ばすことで、酢の余分な酸味を飛ばします。
一見煮汁がたっぷりのように見えますが、ほとんど残っていません。「まだ煮汁がたっぷりあるのでは」という状態でも構いませんので、ヘラをフライパンの端や底に入れてかき混ぜて様子を見るとよいです。写真の状態でも、ヘラを入れてかき混ぜると、もう煮汁は飛んでいます。
step
12合わせ調味料を加えてかき混ぜて、全体になじませたら、ふたをして3~4分ほど煮ます。
火加減は、弱火~弱めの中火のままです。
step
13にんじんに竹串が通り、煮汁が泡立つようになったら、ざっと全体を底からかき混ぜて煮詰めます。
こちらも、一見煮汁がたっぷりのように見えますが、ほとんど残っていません。「まだ煮汁がたっぷりあるのでは」という状態でも構いませんので、ヘラをフライパンの端や底に入れてかき混ぜて様子を見るとよいです。
写真のように、フライパンの底をヘラでなぞれるようになるまで煮詰めます。
step
14保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
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作り置きのコツ・ポイント
- にんじんは、豊作の年はかなり太くなりますので、1本で300g超えになります。念のため重さを量るとよいです。多少重めでも問題はありませんが、5割増程度までにとどめたほうが、味付けがぼやけることがなく、うまく仕上がります。
- 普段にんじんの皮をむかないという方も、煮物の際は、ぜひ皮をむきましょう。皮付きのままですと、煮込むと薄く皮がはがれてしまい、中途半端にぶら下がったり、他の具材にくっついたりして、気持ち悪い仕上がりになってしまいます。
- 鶏もも肉は、1)水洗いして水気を拭き取り、2)黄色い脂や余分な皮を取り除き、3)筋を断ち切ってから調理すると、臭みや雑味が取り除かれ、硬く不快な舌触りもなくなります。
- 煮汁をしっかり飛ばすことで、酢の余分な酸味を飛ばします。
- 調味料で煮込んだ際、煮汁が底から5mm~1cmくらいまで少なくなり、泡立つようになったら、一見煮汁がたっぷりのように見えますが、ほとんど残っていません。「まだ煮汁がたっぷりあるのでは」という状態でも構いませんので、ヘラをフライパンの端や底に入れてかき混ぜて様子を見るとよいです。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント
- 加えておいしい具材:玉ねぎ/パプリカ/ピーマン(色は劣化します)/きくらげ/たけのこ
- いただく際、お好みで、青ねぎの小口切り、大葉の千切りを散らしても。
おすすめ食材、ツール
内堀醸造の米酢は、酸味が強すぎず、まろやかで、優しいのにコクがある味ですので、口当たりがやわらかく、酢が苦手な方でも食べやすいと思います。酢の物、ドレッシングや煮物などにも、たっぷり使っても尖った味にならず、とてもまろやかな仕上がりとなります。
昆布だしはこちらを愛用しています。たっぷり1kg、グルタミン酸の宝庫です。浅漬けやドレッシング、煮物など、和食から洋食、中華、韓国、エスニックまで、幅広く活躍します。
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