今回は、ちょくちょくご質問をいただいていた、「冷蔵庫の中身はどうなっているの?」について、お答えします。
ご参考になれば幸いです。
現在は単身赴任で1人暮らしですが、基本的には、家族のいる関西の家の冷凍冷蔵庫と、あまり変わりません。
違いは、大量の牛乳とヨーグルト───子供たちがよく食べ、よく飲むので、牛乳5リットル、ヨーグルト450ml×1ダースをまとめ買いします───が、こちらには無いこと、あとは作り置きの分量くらいでしょうか。
では、実際の中身をご紹介します。
私は割と大食いですので、単身者の方よりも、2人暮らしや、ご家族とお住まいの方のほうが、ご参考になるかと思います。
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目次[非表示]
スペック
冷蔵庫は作り置きも含めて少し余裕をもって収納し、冷凍庫は開封した乾物やスパイス、だしなども収納したかったので、容量426L(冷蔵室224L、野菜室93L、冷凍室102L(大+小)、製氷室7L)の、3~4人家族向けの容量です。
メーカーは、野菜室が真ん中の東芝一択です。野菜室が調理台と同じ高さなので、料理の際の動線が、すごく楽なのです。
コンパクトスリムな幅60cmもうれしいですね。まぁ、1人暮らしなので、コンパクトスリムが聞いてあきれるサイズなんやろなぁとは思いますが。
【東芝の該当製品ページはこちら↓】
5ドア冷凍冷蔵庫 GR-G43G 商品情報:家電製品 Toshiba Living Doors
冷蔵庫は、小型より大型のほうが、消費電力は少ないです。
この冷蔵庫は、とても使いやすく、何より消費電力がとても少ない※ので、何かと節約したい単身赴任生活には、とても助かっています。
すごくお気に入りの冷蔵庫です。
※参照:(PDF)省エネ性能カタログ 2014 年夏版 資源エネルギー庁-経済産業省より抜粋
容量(冷蔵庫・冷凍庫合計) | 年間消費電力量 | 年間電気代 |
---|---|---|
201~250L平均値 | 370kWh/年 | 8,140円 |
301~350L平均値 | 351kWh/年 | 7,724円 |
401~450L平均値 | 216kWh/年 | 5,676円 |
451~500L平均値 | 212kWh/年 | 4,667円 |
501L以上平均値 | 249kWh/年 | 5,486円 |
GR-G43G | 210kWh/年 | 4,626円 |
400L台のみ401~450L、451~500Lと2段階を抜粋しています。平均値を取ると、401~501L以上が接戦となるためです。あくまで平均値ですので、個々の冷蔵庫の消費電力量につきましては、上記リンクをご参照くださいませ。
冷蔵庫
消費電力をより少なくするため、冷蔵庫、野菜室とも、全般に余裕を持って収納しています。
上段に乾物、中段に作り置きのおかずたち、下段に今回は鍋(ぶり大根)と卵ケース、チルド室に梅干などです。
では、順番にご説明します。
冷蔵庫・上段 ふりかけておいしい乾物たち
冷蔵庫の上段には、ふりかけてそのままおいしい乾物をストックしています。
おひたしや和え物を作る際はもちろん、いただく際に、もうひと味欲しいなという時に塩分控えめにササッと味付けが出来て、また何より、ミネラルや小魚が手軽に摂れるので、とても重宝しています。
左から順に、粉かつお/きざみのり/青のり/乾燥えび/かつお節/食べる煮干 です。
冷蔵庫・中段 作り置きのおかずたち
冷蔵庫の中段には、作り置きのおかずたちを収納しています。
今回は、2015年2月8日の作り置きを収納しています。が、作ってから3日ほど経った時点で撮影したため、いくつか完食しており、少しスペースが空いています。
作り置きのラベルには、マスキングテープを愛用しています。
冷蔵庫に限らず、キッチンにはマスキングテープを愛用しています。
ラベルとして使用したり、調理日はもちろん、開封日を記入したり、また、どこにでも貼りやすいのに、貼ってもきれいにはがせるので、とても便利です。
マスキングテープは、ぜひキッチン用品売り場に置くべきだと、強く推奨します。
こちらのマットホワイトのマスキングテープを使用しています。ホームセンターや東急ハンズなどの文具用品売り場などで、150円前後で購入できますよ。
最近はテプラのカートリッジにも、マスキングテープタイプが販売されていますね。私はテプラを持っていないので、最近だいぶ欲しいです。
冷蔵庫・下段、チルド室
冷蔵庫の下段には、作り置きのおかずたち、今回のように鍋ごと保存する場合は、ここに収納しています。
また、卵ケースもここに置いています。
家族と住んでいた頃より、卵の消費量が減ったため、一度購入すると、保存する期間が長くなったことから、頻繁に開け閉めして温度変化があるドアポケットではなく、下段の内側に置いています。今は空です。
チルド室には、梅干/ウェイパー/チーズ類/ベーコン/ハム/納豆(職場に持っていくものを買いだめしています)を収納しています。
梅干しは、こちらのサイズのホーロー容器に移し変えて収納しています。
プラスチックの壷っぽい容器にどーんと入った梅干が、とてもコンパクトに収納でき、臭いも移らないので、とても重宝しています。
ドアポケット
ドアポケットには、調理の際によく使う基礎調味料、塩、顆粒だし、ごま、唐辛子など、そして、毎日飲む牛乳を配置しています。
では、順番にご説明します。
ドアポケット上部
粉や乾物の調味料、高さの低い調味料などを収納しています。
- 左側上段:片栗粉/白ごま/黒ごま
- 左側下段:オイスターソース/マヨネーズ/トマトケチャップ/バルサミコビネガー/ナンプラー/レモン果汁/クレイジーソルト
- 右側上段:米ぬか/塩/顆粒だしの素
- 右側下段:輪切り唐辛子/粉末一味唐辛子/ローリエ
砂糖は、冷蔵庫には収納しません。水分が抜けて、固まるためです。
また、オリーブオイル、ごま油、サラダ油、米酢、みりん(暑い時期は冷蔵庫で保存します)、料理酒も、冷蔵庫ではなく常温で保存しています。
「米ぬか」を、さっと取り出せるドアポケットに常備しています。
これは、野菜、特に大根や里芋などの下ゆでに使います。
一般的なレシピでは、下ゆでに「米のとぎ汁でゆでましょう」とありますが、そんなに都合良く米のとぎ汁はありません。ましてや、私のように玄米を食べる場合、米のとぎ汁は、出来ません。
そのような場合、水1リットルに対し大さじ1目安で、米ぬかを入れてゆでると、とてもいい感じにアクがしっかりと抜けるので、重宝しています。
米ぬかは、スーパーなどで、とても安価に(500g98円など)手に入りますよ。
調味料入れは、以下を愛用しています。小さじが付いて空中に格納できるので(意味わからないですね、でもそうなんです)、内容量440mlと調味料がたっぷり入って、衛生的に使用できます。
小さじ3=大さじ1ですので、たくさんの量を使わない限り、付属の小さじで計量できます。
Amazonでは540円、運良くホームセンターにあれば370円前後で購入できますが、だいたい都合良く在庫が無いこと、ホームセンターが微妙に遠いので、Amazonで追加購入することが多いです。
ドアポケット下部
しょうゆやソースなど高さのあるもの、玄米、牛乳を収納しています。
- 上段:わさび/(隠れていますが)粉からし/芝麻醤(チーマージャン 練りごまとしても使っています)/粒マスタード/豆板醤/ブランデー/中濃ソース/昆布茶
- 下段奥:玄米/こいくちしょうゆ/コチジャン/おろしにんにく
- 下段手前:うすくちしょうゆ/昆布ポン酢/ウスターソース/牛乳
# そろそろポン酢を使い切らんとあかんですね
ヨーグルト、ワインビネガーがある際は、ここに収納します。
たぶん1人暮らしに似つかわしくないものがあります。コチジャンとおろしにんにくは、1kgをAmazon定期おトク便で購入しています。
コチジャンは、週末によくチゲを作るため、保存が利き、コストパフォーマンスがとても良い1kgを購入しています。
また、おろしにんにくは、にんにくをすり下ろすよりも、非常に手軽に使えること、ナムルやスープを作る際に大活躍するので、とても重宝しています。保存のため、もちろん塩分がキツめですので、使用の際は他の調味料から塩分を控え目にして使用すると、丁度良く仕上がりますよ。
こまめな掃除
作り置き生活の良いところの一つは、週末にはすべての食材が無くなることです。
毎週、冷蔵室のそれぞれの棚、そして、ドアの取っ手部分を、アルコールで拭き取っています。結構、汚れています……。
野菜室
平日の野菜室は、週末の作り置き調理分の持ち越しのみですので、写真のようにとても空いています。
土日には買い込んだ野菜であふれていますが、調理により、かさが減って冷蔵庫に移動したような感じです。
また、手前には、だしつゆ/大豆/麦を収納しています。
野菜は、週末に、お気に入りの近所の安い青果店でたくさん買っておき、作り置きで余った分は、この「愛菜果」に入れて包み、野菜容器で保存しています。土曜日に購入したレタスが、次の週の金曜日くらいまでなら、みずみずしくいただけるので、本当に重宝しています。
「愛菜果」は、本当に生野菜が長持ちしますので、私はLサイズ3枚ほどに、いろいろな野菜を適当に詰めて、封の口だけ開かないように、ざっとまとめています。
いちいち在庫をよく確認しなくて済むように、マスキングテープで在庫管理しています。買った日と品目を書いて、引き出しスペースに、なんとなく左から時系列に貼り、在庫が無くなれば、マスキングテープごと捨てればOKですので、とても管理しやすいですよ。
# 関西に住んでいた頃は、野菜容器は牛乳とヨーグルト、果物の一部で埋まっていましたので、ドアの外側に貼っていました。
冷凍庫
冷凍庫には、大半は開封後の小麦粉や片栗粉を含む乾物や、大袋のスパイスなどを収納しています。
では、順番にご説明します。
冷凍庫・上段
かさが浅い、うすあげ、スパイスの大袋や、刻みのり・刻み昆布といった乾物、顆粒だしの素、コンソメなどを保存しています。
冷凍庫では、ほぼすべての食材は、本のように立てて並べています。
冷凍庫は、詰め込んだほうが、各食材が保冷剤代わりになるため、消費電力の節約に繋がるためです。
でも、立てて並べると、上から見たときに、何が何かパッとわからないため、いちいち取り出して確認したり、そのまま上から積み重ねることになったりで、結局なんかゴチャゴチャしていました。
が!
このページに出会い、「これや!」と、衝撃を受けました。
第54回 冷蔵庫のスッキリ収納術 | 本多先生の毎日の収納 | アイリス収納・インテリア ドットコム
というわけで、冷凍庫の収納は、マスキングテープに品目と冷凍日を記入したものを、ダブルクリップにラベルとして貼っています。
これがもう、とんでもなく便利です。
食材を保存袋に入れ、ダブルクリップで止めて、上からラベルを貼ります。こうすることで、立てて並べても、上から見て、何があるか、いつ冷凍したかが、ひと目で把握できます。
クリップで止めることにより、封が二重に閉まること、また、些細で当たり前なことなのですが、かさの少ないものは、封を折り、好みの位置で止めることが出来るのも便利です。
乾物などを収納する袋は、厳密な密閉や解凍を必要としませんので、フリーザー用の袋ではなく、経済的な保存用の袋でOKです。
保存袋+ダブルクリップ+マスキングテープは、本当におすすめです!
※ご注意:濡れた手でダブルクリップをさわると、火傷します。調理中で手が濡れている際は、乾いた布巾などを使うと良いです。
冷凍庫・下段その1
冷凍庫の下段は、2段重ねと、大物を並べています。まずは、2段重ね側からご紹介します。
まず、2段重ねの上段は、スライド部分よりも、少し高さのあるものを収納しています。煮干、いりこだし、高野豆腐、パン粉などです。
2段重ねの下段は、高さがないですが、それほど頻繁に使わないもの、小麦粉や、乾燥ひよこ豆を収納しています。
この2段重ねは、無印良品のメイクボックス1/2サイズを重ねて使用しています。ちょうど良い大きさと高さです。
また、先ほどご説明しました上段では、同じく無印良品のキッチン用整理ケースの一番大きなサイズを使用し、その上にクリップ使いの保存袋を並べています。
みそは、頻繁に使わないので、冷凍庫に保存しています。
写真のように、ホーロー容器に移し変えて、表面をラップでぴったりと覆ってから、付属のフタで密閉して保存します。
こうすることにより、余計な酸化や発酵を防ぎ、より長期間、おいしくいただけます。
みそは凍りませんので、冷凍庫に保存しても、すぐに調理できますよ。
みそは、こちらのサイズのホーロー容器に移し変えて収納しています。
750g入りのみそが、ちょうどコンパクトに収納でき、臭いも移らないので、とても重宝しています。
冷凍庫・下段その2
冷凍庫の下段、反対側は、大物の乾物などを収納しています。
かつお節や昆布、大袋で購入した切干大根、ぬかなどです。
パセリは、束で購入し、そのまま冷凍用の保存袋に入れて一気に冷凍します。
こうすることで、キッチンバサミでカットして、パセリの形そのままで使用したり、また、手でくしゃっと揉むと、粗みじん切りのパセリがすぐにいただけるので、とても重宝します。
冷凍庫は、大小ありますので、このように食材を冷凍する場合は、フリージング用の小さい冷凍庫で一気に凍らせてから、大きいほうの冷凍庫で保存しています。
最後に
毎日の食生活に欠かせない冷蔵庫は、うまく使うと、何よりも料理をするのが本当に楽になります。また、節電にも役立ちます。
いろいろ書きましたが、ポイントは次のようなことでしょうか。
- 冷蔵庫は、小型より大型のほうが、消費電力は少ない
- 冷蔵庫は余裕を持って収納、冷凍庫は物を詰め気味に収納すると、節電に繋がる
- そのまま食べられる乾物を常備することで、いつでも手軽にミネラルや小魚を摂ることができる
- マスキングテープを活用し、品目、開封日、調理日、冷凍日などを記入する
- 冷凍庫の中身は立てて置き、保存袋+ダブルクリップ+マスキングテープを活用する
以上、お粗末さまでした。
では、これからもよろしくお願いします。