冷蔵1週間/冷凍1か月

今日は、えのきを、あっさりと、たっぷりいただくレシピをご紹介します。
すっきりとした「なめたけ」といった味わいです。ご飯のお供にはもちろん、冷奴や麺類にたっぷりと乗せたり、ゆでた青菜と和えたり、卵焼きの具材、グリルまたはボイルした肉や魚のソースなどにも活用できます。
他のきのこを使ったり、お好みのきのこをいろいろ混ぜ合わせてもおいしくいただけますので、ご自由にアレンジいただけますと幸いです。
レシピについて
えのきだけを酒蒸しにして、調味料を絡めて出来上がりです。
8人分のほうが作りやすいと思います。
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材料
4人分
- えのきだけ 400g(200g入りなら2袋)
- 酒 大さじ2(30ml)
- ■合わせ調味料
- しょうゆ 大さじ1+小さじ2(25ml)
- 酢 大さじ1+小さじ2(25ml)
- みりん 小さじ2(10ml)
- 顆粒和風だしの素 小さじ1/2
- (お好みで)輪切り唐辛子 小さじ1(1本分)
8人分
- えのきだけ 800g(200g入りなら4袋)
- 酒 大さじ4(60ml)
- ■合わせ調味料
- しょうゆ 50ml(カップ1/4/大さじ3+小さじ1)
- 酢 50ml(カップ1/4/大さじ3+小さじ1)
- みりん 20ml(小さじ4)
- 顆粒和風だしの素 小さじ1
- (お好みで)輪切り唐辛子 小さじ2(2本分)
作り方
step
1えのきだけです。水洗いせず、そのまま使いましょう。
きのこ類は水分を含みやすいので、水洗いをすると水気を吸ってしまい、風味が落ちてしまうため、水洗いせずに使います。
流通しているきのこ類は、基本的に無農薬栽培であること、汚れを気にする必要はない状態で栽培・出荷されていますので、石突きの部分を切り落とすだけで使えます。
step
2えのきだけは石づきを取り、3~4等分に切ります。根元は手でほぐします。
石づきを取り除くには、袋の上から包丁を入れると、散らばばりにくく、また、ごみの処理もしやすいです。
4~5cm幅(指3本分)を目安に切るとよいです。
step
3ほぐしたそばから、フライパンか鍋に入れていくとよいです。
火はまだつけません。
8人分を作る際は、26cm以上のフライパンか鍋を用意するとよいです。
step
4合わせ調味料をよく混ぜ合わせておきます。
この作業は、手順5で、えのきだけを酒蒸しにしている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
step
5フライパンか鍋に、下ごしらえをしたえのきだけを入れ、酒を全体にふりかけて、ふたをして弱めの中火にかけます。
ゆっくりと加熱することで、えのきだけの旨味が、より引き出されます。
きのこの旨味を楽しむメニューを作る際には、よく熱したフライパンや油にきのこを入れたり、ワット数の高い電子レンジで一気に加熱調理するのではなく、「弱火ゆっくり加熱」をおすすめします。きのこの旨味が、とても引き出されます。
もちろん、加熱している間は、ほったらかしで構いません。洗い物でもしておきましょう。
step
65~6分ほど経ち、充分に蒸気が立ったら、ふたをはずして、手順4の合わせ調味料を加え、全体になじませて、
火加減は弱めの中火のままです。
step
7ふたをして、再び充分に蒸気が経つまで30秒ほど加熱し、


step
8ふたを外し、煮汁の泡立ちがはっきりとして、ヘラでなぞるとほとんど煮汁がない状態になったら、全体をざっと混ぜ合わせ、火から下ろします(火を止めます)。


step
9保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
出来たてでもおいしいですが、粗熱を取ってから、冷蔵庫で2時間以上よく冷やしても、おいしくいただけます。
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作り置きのコツ・ポイント
- えのきの旨味を引き出し、味をよくなじませるため、えのきは水で洗わず、ゆっくりと加熱しましょう。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント
- 他のきのこを使ったり、お好みのきのこをいろいろ混ぜ合わせてもおいしくいただけます:ぶなしめじ/しいたけ/エリンギ/まいたけ/えのきだけ/ひらたけ/なめこ/マッシュルーム/きくらげなど
- 一緒に加えておいしい具材:しょうが(すりおろし・千切り)/こんにゃく
- いただく際にかけておいしい具材:七味唐辛子/いりごま/かつお節/小口ねぎ
- 麺類の具材としても:パスタ/そば/うどん/そうめん/にゅうめん
- 白いものと合います。ご飯はもちろん、冷奴、長芋すりおろし、大根おろしなどにたっぷりと乗せても。
- ゆでた青菜と和えても。
- グリルまたはボイルした肉や魚のソースとしてかけても。
- 卵とじ、卵焼きの具材としても。
おすすめ食材、ツール
いわゆる「顆粒和風だしの素」は、味の素さんのほんだしを使っています。味の素やほんだしに対して「悪いもの」「甘え」「使ってはダメ」「手抜き」「これをおいしいと感じるのは味覚がおかしい」と、自分自身に呪いをかけている方が何と多いことか。素直に甘えれば良いのです。おいしいですよ。
内堀醸造の米酢は、酸味が強すぎず、まろやかで、優しいのにコクがある味ですので、口当たりがやわらかく、酢が苦手な方でも食べやすいと思います。酢の物、ドレッシングや煮物などにも、たっぷり使っても尖った味にならず、とてもまろやかな仕上がりとなります。
しょうゆはここ2年ほどで、「ヤマサ醤油 鮮度生活 特選丸大豆しょうゆ」に落ち着きました。使い終わりまでずっとしょうゆの色が、おろしたての淡く赤い色、旨味と香りを保つのが、とてもうれしいです。
みりんは、タカラの本みりんを愛用しています。スーパーで安価に入手できて、まろやかな甘味や照りが付くので、ずーっと使用しています。
料理酒はタカラ「料理のための清酒」を愛用、1.8リットルパックで購入しています。塩分が含まれていないこと、また、飲むお酒では抑えられている雑味の中に含まれている、調理には有効な旨味成分を引き出すよう、独自の酵母で造られた清酒ですので、味のバランスが崩れず、ふんわり、まろやかに仕上がります。
料理に使う酒は、ぜひ、アルコール入り、食塩無添加の酒を使いましょう。
酒は、材料の臭みを消したり、材料を柔らかくしたり、さっぱりとした甘味を付けたり、野菜の煮物にコクを付けたりと、その役割はとても大きいです。
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