今回は、ぶりの照り焼きのレシピをご紹介します。
関西に住んでた頃、お気に入りの魚屋さんでは、ぶりがとんでもなく高かったんです。これやったら牛肉買うわ、って位に高くて。
ただし、切り身がとても分厚くて大きくて、「こんなよーけいらんから、もっと薄うしてーな」とよく思っていたものです。
そんなこともあって、私の中では、すっかりハレの食材の、ぶりです。
おせち料理には、必ず詰めています。
しっかり臭みを抜いて、焦げずに、しっかりとタレが絡む手順をご紹介します。ぜひ、お試しくださいませ。
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レシピについて
ぶりに塩をして、臭みや余分な水分を洗い流し、小麦粉(または片栗粉)をまぶしてからフライパンで焼きます。
タレの調味料は少なめですが、とてもよく絡みますよ。
材料
4~5人分
- ぶりの切り身 4~5切れ
- 塩 小さじ2
- 小麦粉 または 片栗粉 大さじ3程度
- サラダ油 大さじ1
- ■合わせ調味料
- 酒 大さじ2
- しょうゆ 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
6~7人分
- ぶりの切り身 6~7切れ
- 塩 小さじ3
- 小麦粉 または 片栗粉 大さじ4程度
- サラダ油 大さじ1+1/2
- ■合わせ調味料
- 酒 大さじ3
- しょうゆ 大さじ3
- みりん 大さじ3
- 砂糖 大さじ1+1/2
作り方
1 | ![]() ぶりの両面に、塩をまぶしつけます。ぶり1切れあたり小さじ1/2が目安です。 そのまま、冷蔵庫で30分ほど置きます。 青魚には塩をすることで、臭みが取れて、また、余分な水分が抜けますので、旨味がぎゅっと凝縮されます。 おせち料理のお重やお弁当などに、ひと口大でいただきたい、という方は、後半の「ひと口大で詰める場合」を、あわせてご参照くださいませ。 |
2 | ![]() あとで慌てることがありません。 |
3 | ![]() |
4 | ![]() 1回目はキッチンペーパーがべちゃべちゃになりますので、私は2回拭き取っています。写真は2回目です。 |
5 | ![]() こうすることで、ぶりの旨味を閉じ込めて焼くことができ、また、タレに良い感じのとろみがつきます。 小麦粉はつけ過ぎないようにしましょう。ベタッとした仕上がりになります。 |
6 | ![]() 写真は、フライパン用ホイル(例:クックパー®フライパン用ホイル|旭化成ホームプロダクツ)を敷いています。フライパン用ホイルを使う場合も、必ずサラダ油はひきましょう。 |
7 | ![]() 中火は、写真のように、炎の先がフライパンの底にちょうど当たって、炎が折れ曲がらない程度です。 |
8 | ![]() 焼き時間は、5分、ひっくり返して3分程度です。焼き色はこのタイミングで付けますので、サラダ油やにじみ出た油を利用して、皮までしっかりと焼き色をつけましょう。 |
9 | ![]() 余分な油があると、ぶりにタレがなじみにくく、また、仕上がりに臭みが出てしまうためです。 |
10 | ![]() この後すぐ、タレの気泡がもっと大きくなります。それ以上加熱すると焦げること、また、辛くなりますので、気泡が大きくなったら、すぐに火を止めましょう。余熱で充分にタレが煮詰まり、ぶりにタレがからみます。 |
ひと口大で詰める場合
ぶりの照り焼きは、一切れでも結構なボリュームがあります。
おせち料理のお重や、お弁当のおかずとして詰める場合など、ひと口大がちょうど良いという場合は、あらかじめひと口大に切ってから調理すると良いですよ。
出来上がってから切ると、身がほぐれて、モロモロになってしまうためです。
1 | ![]() ひと口大に切ってから、手順1のように、全体に塩をまぶしつけて、後は同じ手順で進めます。 |
2 | ![]() |
3 | ![]() |

- ぶりの下ごしらえは、しっかり塩をまぶし、30分程度置いて、水で表面を洗い流し、しっかりと水分を拭き取りましょう。臭みが取れ、旨味がぎゅっと詰まりますよ。
- 小麦粉(または片栗粉)をまぶす際は、薄く付けましょう。ベタッとした仕上がりになってしまいます。
- ぶりを焼く際、油は必ず引きましょう。油をひくことで、ぶりの火の通りが良くなり、また、きれいな焦げ目が付きます。
- 合わせ調味料を入れる際は、キッチンペーパーでフライパンの油を拭き取ってからにしましょう。余分な油があると、ぶりにタレがなじみにくく、また、仕上がりに臭みが出てしまいます。
- 気泡が大きくなったら、すぐに火を止めましょう。それ以上加熱すると焦げること、また、辛くなってしまいます。余熱で充分にタレが煮詰まり、ぶりにタレがからみます。

- もし余ったら、しょうがの千切りを加えて、ふたをして火を通し、ぶりの身をほぐします。煮詰まっているようなら少しだけ水を足してみましょう。そして、炊きたてのご飯に混ぜ込むと、とーっても美味しい混ぜご飯が出来上がります。

私のお気に入り、赤穂の天塩です。以前、スーパーで特価していたのでたまたま購入し、おにぎりや焼き魚に使ってみると、後味で甘み・旨味があり、それ以来ファンになり、あらゆる料理に使っています。
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