わらびと薄揚げの煮物　わらびのアク抜きの方法もご紹介

よく水で洗ってから、アク抜き用の容器に入るくらいの長さに切ります。今回は半分の長さに切りました。

重曹は入れ過ぎないようにしましょう。重曹を入れ過ぎると、わらびが溶け出してしまい、ふにゃふにゃの仕上がりになります。
また、今回のように重曹を使った場合、沸騰した直後の温度のお湯をすぐにわらびにかけても、わらびの歯ごたえがなくなってしまいます。
重曹は入れ過ぎない、熱湯を少し冷まして使うことを守りましょう。

このまま一晩（6～8時間目安）、置いておきます。

もし、柔らかいのに、苦味を感じる場合は、真水に放ち、2時間ほど置くと良いです。

今回、わら灰は、青果店で根元につけていただきました。
そのため、洗わずにこのままアク抜きをしていますが、問題なく仕上がりました。

その上から、キッチンペーパーで落としぶたをします。
キッチンペーパーは2枚が目安です。こうすることで、わらびが浮いてこずに、むらなく確実にアクを抜くことが出来ます。

もし、わら灰をひとつかみ使う場合は、わらびの上から、まんべんなくまぶす、もしくは、わら灰をお茶パックかガーゼに包んで、わらびの上に置き、その上から熱湯を注ぎ、キッチンペーパーでふたをします。

このまま一晩（6～8時間目安）、置いておきます。

アクが抜けているかのチェックは、1本を取り、端をキッチンバサミで2cmほど気ってみて、口に含んでみると良いです。
柔らかくなり過ぎることはありませんので、もし苦味をきつく感じるようでしたら、2時間ほどを目安に、そのまま置いておきましょう。

泡立て器か手で、小麦粉がダマにならないように、よく溶かします。加熱してからでは小麦粉が固まってしまいますので、必ず水の状態で小麦粉を溶かしましょう。

火を止め、このまま1時間ほど置いておきます。小麦粉にアクの成分が吸着します。

アクが抜けているかのチェックは、1本を取り、端をキッチンバサミで2cmほど気ってみて、口に含んでみると良いです。
もし、「うそつき！むっさ苦いやんか！なんやこれ！」という状態になった場合※は、この方法はあきらめて、水を切り、2. 重曹を使ったアク抜きの方法を、そのまま行ってみてくださいませ。重曹を入れ過ぎない、熱湯を少し冷まして使う、キッチンペーパーで落しぶたをすることで、わらびへのダメージも無く、きれいにアクが取れますよ。

※3～4分煮込む、10分水にさらす方法で、なりました。わらびの当たりはずれもあったとは思いますが……。

写真は、アク抜きの際に、半分の長さに切っているものを使用しています。それを3～4等分に切るくらいが、ちょうど良い長さになります。