冷蔵1週間/冷凍1か月
今日は、酢れんこんのレシピをご紹介します。
だし昆布が入った柔らかめの甘酢で、直接れんこんをさっと煮て、そのまま漬け込むだけで出来上がります。
おせち料理だけではなく、箸休めやお弁当のおかず、ちらし寿司の飾りなどにも活躍します。ぜひ、お試しくださいませ。
レシピについて
れんこんを別ゆでしませんので、手軽に出来ます。
れんこんを厚めに切ると、歯ごたえが楽しめます。そして、薄く切ると、とても柔らかい歯ざわりで、ちらし寿司や酢の物、サラダなどのトッピングとしても使えます。
スポンサーリンク
材料
4人分
- れんこん 200g(1節程度)
- ■れんこんの下ごしらえ用
- 水 600ml
- 酢 小さじ1
- ■合わせ調味料
- 水 180ml
- 米酢 90ml
- 砂糖 大さじ4+1/2
- みりん 大さじ3
- 塩 ひとつまみ(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量)
- だし昆布 5cm角1枚
- ■仕上げ
- (お好みで)輪切り唐辛子 小さじ1(1本分)
6人分
- れんこん 350g(大1~中2節程度)
- ■れんこんの下ごしらえ用
- 水 900ml
- 酢 小さじ1+1/2
- ■合わせ調味料
- 水 270ml
- 米酢 135ml
- 砂糖 大さじ6+小さじ2
- みりん 大さじ4+1/2
- 塩 小さじ1/3
- だし昆布 8cm角1枚
- ■仕上げ
- (お好みで)輪切り唐辛子 小さじ1(1本分)~1+1/2
作り方
step
1れんこんの皮をむきます。ピーラーを使うとむきやすいです。
輪切りでも、もちろん美しく仕上がりますが、飾り切りにする場合は、飾り切りの方法 花れんこんをご参照くださいませ。
おせち料理ではなく、普段のおかずとして作る場合は、皮はむかなくても構いませんが、皮の表面に細かな斑点が浮き上がります。この斑点がぞわぞわして嫌という方は、皮をむきましょう。
step
2おせち料理や、副菜のおかずとしていただく場合は、7mm程度の厚さに切りそろえて、
step
3切ったらすぐに、下ごしらえ用の酢水につけましょう。
水でも良いのですが、酢水につけることで、より仕上がりの黒ずみを抑えられること、加えて、ぬめりが抑えられ、よりシャキシャキとした歯ざわりを楽しむことが出来ますよ。ハレの日の準備には、ぜひ酢水につけることをおすすめします。
step
4ちらし寿司や酢の物、サラダなどのトッピングとして作る場合は、2mm程度の薄切りにします。こちらも、切ったらすぐに、下ごしらえ用の酢水につけましょう。

step
5鍋か、厚手のフライパンに、合わせ調味料の材料と、水気を切ったれんこんを入れて、ふたをして中火にかけます。
煮立つ少し前、鍋のふち周りがぶくぶくとしてきたら、弱火にして、だし昆布を取り出します。そのまま煮続けると、ねばねばの成分が流れ出てしまい、風味が飛んでしまうためです。おせち料理などハレの日ではなく、普段のおかずとして作る場合は、そこまで気にしなくても充分美味しくいただけますので、昆布は入れっぱなしでも構いません。
だし昆布を取り出した場合は、再びふたをして、蒸気が立ってから、1分加熱して火を止めます。火を止めたらふたを取って、輪切り唐辛子を加えて、そのまま冷まします。
step
6保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。半日以上置くと、より味がなじんで、おいしくいただけます。
スポンサーリンク
作り置きのコツ・ポイント
- れんこんを切る厚さで、いただく際の印象がとても変わります。おせち料理や、副菜のおかずとしていただく場合は、7mm程度の厚さに、ちらし寿司や酢の物、サラダなどのトッピングとして作る場合は、2mm程度の薄切りが合います。
- 切ったれんこんをさらすのは、水でも構いませんが、ハレの日には酢水をおすすめします。より仕上がりの黒ずみを抑えられること、加えて、ぬめりが抑えられ、よりシャキシャキとした歯ざわりを楽しむことが出来ますよ。
- おせち料理としていただく場合は、だし昆布は沸騰する少し前に取り出しましょう。そのまま煮続けると、ねばねばの成分が流れ出てしまい、風味が飛んでしまうためです。
- 保存容器は、充分に消毒してから使用しましょう。
アレンジのヒント
- 魚介類とも合います。しょうがの絞り汁を加え、余った刺身と和えてどうぞ。
- 手順5で取り出した昆布は、酢昆布としていただけます。お好みの幅と大きさにキッチンバサミで切って、おやつやご飯のお供にどうぞ。
おすすめ食材、ツール
内堀醸造の米酢は、酸味が強すぎず、まろやかで、優しいのにコクがある味ですので、口当たりがやわらかく、酢が苦手な方でも食べやすいと思います。酢の物、ドレッシングや煮物などにも、たっぷり使っても尖った味にならず、とてもまろやかな仕上がりとなります。
二の重のレシピはこちらもどうぞ
-
-
高野豆腐の含め煮
2021/1/3
今日は、高野豆腐の含め煮のレシピをご紹介します。 だしの味がやさしくしみ込んだ高野豆腐は、温かくしても、冷たいままでも、 ...
-
-
五色なます
2020/12/31
今日は、具だくさんの、なますのレシピをご紹介します。 もともと、おせち料理のなますとして作ったところ、家族に大好評となり ...
-
-
ぶりの照り焼き
2020/11/29
今日は、ぶりの照り焼きのレシピをご紹介します。 芳醇な旨味がぎゅっと詰まった出世魚のぶりは、私の中ではハレの食材です。お ...
-
-
ロールチキン
2021/12/28
今回は、ロールチキンのレシピをご紹介します。 豪華でジューシー、彩りよく仕上がるロールチキンは、地味で淡泊になりがちなお ...
-
-
彩りに 梅酢こんにゃく
2020/11/7
今日は、こんにゃくを梅酢に漬けて作るレシピをご紹介します。 あく抜き済みの真っ白いこんにゃくをさっとゆでて、梅酢ベースの ...
-
-
菊花かぶ 箸休めにも 焼き魚のお供にも
2018/12/31
冷蔵1週間 今回は、この一品があれば、食卓がぱっと華やぐ、菊花かぶのレシピをご紹介します。 菊花かぶの作り方を知っておく ...
-
-
やさしい味の酢れんこん
2020/12/30
今日は、酢れんこんのレシピをご紹介します。 だし昆布が入った柔らかめの甘酢で、直接れんこんをさっと煮て、そのまま漬け込む ...
-
-
のし鶏 おせち料理にも お弁当にもどうぞ
2019/12/30
今回は、のし鶏のレシピをご紹介します。 鶏ひき肉を使い、ほんのりと、みそとしょうがの香りが効いた一品です。 つくねとは、 ...
-
-
休日に作るローストビーフ 肉汁とソースの旨味を閉じ込めます
2022/12/24
今回は、ローストビーフのレシピをご紹介します。 後半で、肉の色や肉汁についてもご説明いたします。 私のレシピは、フライパ ...
-
-
おせち料理にもどうぞ 食物繊維たっぷり たたきごぼう
2019/12/30
今日は、たたきごぼうのレシピをご紹介します。 ごぼうを酢水で下ゆでしてしっかりとアクを抜き、仕上げに調味料で火を通すこと ...