今日は、なすとピーマンのみそ炒め(しぎ焼き)のレシピをご紹介します。
なすのみそ炒めのことを「しぎ焼き」というのは、その昔、なすをくり抜いた中にしぎ(鴫)を入れて焼いて練りみそを付けていた名残りとのことです。しぎは跡形もなくなってしまいましたが、夏の旬野菜をおいしくいただける先人の知恵に感謝です。
ご紹介するのは、具材はなすとピーマンだけの基本のしぎ焼きですので、お好みで豚こま切れ肉や鶏もも肉を加えてボリュームアップしてもよいです。
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レシピについて
なすにしっかりと火を通してから、ピーマンを加え、合わせておいた練りみそで仕上げます。
材料
3~4人分 |
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なす 5個(長なすなら3本) |
ピーマン 4~5個 |
ごま油 大さじ2 |
酒 大さじ2 |
(お好みで)輪切り唐辛子 小さじ1(1本分) |
■合わせ調味料 |
みそ※ 大さじ2 |
砂糖 大さじ1 |
みりん 大さじ1 |
しょうゆ 小さじ1 |
7~8人分 |
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なす 10個(長なすなら6本) |
ピーマン 8~10個 |
ごま油 大さじ4 |
酒 大さじ4 |
(お好みで)輪切り唐辛子 小さじ1(1本分)~2 |
■合わせ調味料 |
みそ※ 大さじ4 |
砂糖 大さじ2 |
みりん 大さじ2 |
しょうゆ 小さじ2 |
※肉を加える場合は3~4人分で豚こま切れ肉240~320g(1人あたり80g目安)、鶏もも肉1枚目安、7~8人分は倍量です。
※入手しやすい普通のみそを使っています。もし赤みそがあれば、ぜひ差し替えて使用するとよいです。その場合の他の調味料の種類や分量は変わりません。
作り方
1 | ![]() よく混ぜ合わせて、みそをしっかりとほぐしておきましょう。 |
2 | ![]() 鉛筆を削るように、斜めに包丁を入れると、無駄なく使えます。 |
3 | ![]() 指でOKを作ったサイズを目安に、回しながら切っていくとよいです。 |
4 | ![]() |
5 | ![]() 親指でヘタを外側から押すようにすると、パキッと取れます。 |
6 | ![]() |
7 | ![]() 人差し指の幅を目安にするとよいです。 豚肉を加える場合は4cm幅(指3本分目安)の大きさに、鶏肉を加える場合は1.5cm幅に切ります。 |
8 | ![]() 肉を加える場合は、ここでなすと一緒に加えて混ぜ合わせます。 |
9 | ![]() このまま2分ほど置いておくと「ジューッ……」という音がしてきますので、さらに1分ほどそのままにします。 |
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- 弱めの火加減ですが、時間が経つにつれてものすごく熱くなりますので、ずっと弱めの火加減で炒めることで、焦げたりせず進めることができます。
- 保存する際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫に入れましょう。

- 具材は他に、ししとう/オクラが合います。ピーマンと差し替えてもよいです。
- 仕上げにごま油をさらに小さじ1~2加えると、とても香り高く仕上がります。
- チーズととても相性が良いので、溶けるチーズを混ぜ込んで、オーブンで焼いてもよいです。ただし、塩分には注意しましょう。

こちらは、愛用品のゴムべらです。スケッパーの刃先のような薄さ、弾力性としなやかさがあり、また、耐熱温度が200℃なので、木ベラ代わりに炒め・かき混ぜに使え、また、こびりつきがちな調味料も、熱いうちに根こそぎ残らずいただくことができる、素晴らしい逸品です。
お菓子作りの際にも大活躍します。ケーキの種や溶かしたチョコレートなどは、本当に一切ボウルに残りません。
単身赴任の際、子供たちの強いリクエストにより、関西の家に置いてきたのですが、色々と不便だっため、東京でも購入し、とても便利に使っています。