冷蔵4日

今日は、冬瓜で作るアジアンサラダのレシピをご紹介します。
冬瓜は、利尿作用、解毒作用があり、体にたまった余分な熱を冷ます効果があります。また、淡白でみずみずしく、生のままいただくことができます。
せん切りにして水気を絞ると、驚くほどたっぷりの量を食べることができます。
レシピは作りやすいよう最低限の材料でご紹介します。後述の「具材のバリエーション」にある、お手持ち&お好みの具材と一緒にお試しいただけますと幸いです。
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レシピについて
スライサーで千切りにした冬瓜を、切ったミニトマトと合わせ調味料で和えて出来上がりです。
材料
4人分
- 冬瓜 正味600g(冬瓜なら1/4個、小冬瓜なら1/2個目安)
- ミニトマト 8個(1/2パック目安)
- ■合わせ調味料
- 乾燥えび 大さじ2
- 砂糖 小さじ4
- ナンプラー 大さじ2
- ライム果汁 または レモン果汁 大さじ2
- 輪切り唐辛子(お好みで・あれば青唐辛子のみじん切り) 小さじ1(1片分)
※具材については、後述の「具材のバリエーション」もご参照くださいませ。
8人分
- 冬瓜 正味1200g(冬瓜なら1/2個、小冬瓜なら1個目安)
- ミニトマト 16個(1パック目安)
- ■合わせ調味料
- 乾燥えび 大さじ4
- 砂糖 大さじ2+小さじ2
- ナンプラー 大さじ4
- ライム果汁 または レモン果汁 大さじ4
- 輪切り唐辛子(お好みで・あれば青唐辛子のみじん切り) 小さじ1(1片分)
※具材については、後述の「具材のバリエーション」もご参照くださいませ。
作り方
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14人分目安の冬瓜の重さ(888g)です。ここから種とワタを取り、皮をむくと、だいたい600~800gくらいになります。
写真は小冬瓜です。
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2冬瓜は種とワタをスプーンでくり抜き、

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3皮ごと2~4つ程度(スライサーをかけるのに握りやすい大きさ)に切ってから、

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4厚めに(3~5mm厚さ)皮を切り落とします。

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5千切り用のスライサーで、千切りにします。


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6ワタに近く千切りに出来なかったところは、包丁で切るとよいです。

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7水分がたっぷりにじみ出てきますので、ざるに上げます。

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8ボウルに、合わせ調味料の材料を混ぜ合わせます。

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9ミニトマトはヘタを取り、よく洗います。
ヘタの周りに雑菌が溜まりやすいので、ヘタは必ず取ってよく洗いましょう。
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10水気をよく拭き取ります。余分な水気があると、いたみやすいです。
洗ってそのままの余分な水気は、雑菌が混じることから保存の大敵となること、また、味がぼけますので、丁寧に拭き取ることをおすすめします。
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114つに切ります。

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12手順8の合わせ調味料の入ったボウルに入れます。

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13冬瓜の水気をしっかりと絞り、
写真は撮影の都合から片手ですが、両手を使って、ぎゅっとしっかりと絞りましょう。
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14手順12のボウルに入れ、全体をよく混ぜ合わせます。

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15保存する際は、
充分に消毒した保存容器に入れて保存しましょう。
具材のバリエーション
ソムタムは、本来、青パパイヤ、ゆでたさやいんげん、ピーナッツ、にんにくといった具材が入ります。
上記の「材料」に記載した具材は、私が一番手軽でおいしいと思う組み合わせです。
おいしくいただける具材、そして、それぞれの具材についての補足をメモしておきます。ご参考になれば幸いです。
野菜(強い香り)
パクチー/セロリ/大葉
香りの強いパクチーとセロリとの組み合わせをナンプラーで味付けすると、驚くほど、まとまります。
セロリは葉だけでもOKです。むしろ葉だけでも構いません。他の料理で余ったセロリの葉があれば、ぜひおいしくいただきましょう。
また、大葉を加えると、なんともいえない、脳をくすぐるような風味と味わいになります。
野菜(赤)
トマト/ミニトマト/パプリカ/にんじん
「材料」にはミニトマトを記載しましたが、トマト、パプリカやにんじんでもOKです。
パプリカは芯や種を取り除き、4~5mm幅に切ります。4人分で1/2個目安です。黄色を使ってもきれいです。
にんじんはスライサーで千切りにし、塩もみして使うと良いです。4人分で1/2本目安です。
野菜(緑)
さやいんげん/きゅうり/ピーマン/水菜/かいわれ大根/プリーツレタス/グリーンリーフ
さやいんげんはさっとゆで、斜め切りにします。
きゅうりはスライサーで千切りにし、冬瓜のように水気を絞って使うとよいです。4人分で1本目安です。
ピーマンは芯や種を取り除き2~3mm幅に切ります。水菜、かいわれ大根は3~4cm長さにカット、プリーツレタス、グリーンリーフは3~4cm角程度の大きさに手でちぎると良いです。
ひき肉
豚肉/鶏肉
豚肉、鶏肉、いずれも合います。
また、ひき肉に替えて、鶏皮をキッチンバサミで1~2cm角に切ったものでもOKです。少ない量で、とてもコクと旨味が出て、美味しく仕上がります。つくねや蒸し鶏で余った皮の、有効活用にもなります。
魚介類
えび、いか、ゆでだこ
えびは殻付きを使う場合は、頭と殻を取って、100gあたり大さじ1程度の片栗粉と大さじ1~2の水でこするようにして洗い、水でざっと汚れが落ちるまで洗い、色が変わる程度にさっとゆでます。
いかは内臓を取って1cm厚さに切りさっとゆで、ゆでだこは2~3mm厚さに切ります。
中華食材
きくらげ/クコの実/松の実など
乾燥きくらげは戻して、さっとゆでて使いましょう。いずれも4人分で大さじ1が目安です。
ナッツ類
ピーナッツ/カシューナッツ/くるみ/アーモンド/ミックスナッツなど
食塩無添加のナッツを、包丁で粗く切るようにして砕いて使うと良いです。4人分1/4カップ程度が目安です。
香辛料
唐辛子/青唐辛子/にんにく
加えなくても充分おいしくいただけますので、小さいお子さんがいらっしゃったり、刺激物を控えたい際は、加えなくても問題ありません。
唐辛子を加える場合は、もし入手できれば、青唐辛子をみじん切りにして加えましょう。さわやかで、それほど辛さが前面に出ず、とてもおいしくいただけます。
にんにくは、お好みで4人分1片程度を、みじん切りかすりおろして加えると良いです。いずれも合わせ調味料を作る手順13で加えましょう。
作り置きのコツ・ポイント
- 冬瓜の水気はぎゅっとしっかり絞ってから和えましょう。
- ミニトマトはヘタの周りに雑菌が溜まりやすいので、ヘタは必ず取ってよく洗いましょう。
- 余分な水気があると、いたみやすいです。洗ってそのままの余分な水気は、雑菌が混じることから保存の大敵となること、また、味がぼけますので、丁寧に拭き取ることをおすすめします。キッチンペーパーや乾いた清潔な布巾で、水気をよく拭き取りましょう。
- ナンプラーはハマるおいしさですが、塩分がキツいので、入れ過ぎると塩辛くなりますので注意しましょう。
- 保存の際は、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント
- ライスペーパーで包んでお手軽ゴイクン(生春巻き)。スイートチリソースでどうぞ。
- 冷やして、サラダの具材としてたっぷりと乗せてもおいしいです。
おすすめ食材、ツール
天秤マークが目印のバランスのナンプラーは、アンチョビの旨味が芳醇で、ソムタムやヤムウンセンなどのアジアンサラダはもちろん、タイカレーの仕上げや、肉の漬け汁、野菜炒めの隠し味などに加えると、仕上がりの印象がぐっと良くなります。ナンプラーが苦手という方でも、これまでの認識が変わるくらい、とてもおいしくいただけます。
愛飲している100%ライム果汁です。ウォッカと炭酸とコレで毎日幸せになっています。もちろん、アジアン料理に使うと、手軽に本格的な味が楽しめます。
愛用品です。きゅうり、にんじん、しょうがなどの千切りが、即効で美しく出来るスライサーです。セラミック製ですので、錆びずに、まるごと漂白消毒できるのでありがたいです。
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