今回は、たっぷりの野菜で和えたポテトサラダのレシピをご紹介します。
来客時にはよく作ります。下ごしらえをした状態で、これが冷蔵庫にあると、副菜がさっと準備できて、とても便利なのです。
おかずに、付け合わせに、酒の肴に、アレンジやリメイクがきいて、何通りにもおいしさが楽しめる優秀な一品です。
ぜひ、お試しくださいませ。
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レシピについて
じゃがいもは塩ゆでし、熱いうちに酢とこしょうで下味をつけ、野菜は塩でもみます。それぞれの具材に下味をつけておいてから和え、ゆで卵でコクを加えるので、味がしっかりと決まります。特に、酢と玉ねぎが良い仕事をしますので、もし単品では苦手でも、ぜひ加えましょう。
レシピを全体的に見直し、マヨネーズ控えめ、そして半調理として作り置きをするポイントも併せて記載しました。
材料
【3~4人分】 |
---|
じゃがいも 3~4個(400g) |
卵 2個 |
玉ねぎ 1/4個 |
きゅうり 1本 |
にんじん 1/3本 |
■じゃがいもの下ゆで用 |
水 じゃがいもがかぶる程度 |
塩 小さじ1 |
■じゃがいもの下味用※ |
米酢 小さじ2 |
砂糖 小さじ2/3 |
塩 少々(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量) |
■生野菜の下ごしらえ用 |
塩 小さじ1/4 |
■仕上げ用調味料 |
マヨネーズ 大さじ2~3 |
こしょう 2~3振り |
※もし「すし酢」があれば、小さじ2で代用できます。
【7~8人分】 |
---|
じゃがいも 7~8個(800g) |
卵 4個 |
玉ねぎ 1/2個 |
きゅうり 2本 |
にんじん 2/3本 |
■じゃがいもの下ゆで用 |
水 じゃがいもがかぶる程度 |
塩 小さじ1.5 |
■じゃがいもの下味用※ |
米酢 大さじ1+小さじ1 |
砂糖 小さじ1+1/3 |
塩 小さじ1/4 |
■生野菜の下ごしらえ用 |
塩 小さじ1/3 |
■仕上げ用調味料 |
マヨネーズ 大さじ4~5 |
こしょう 4~5振り |
※もし「すし酢」があれば、大さじ1+小さじ1で代用できます。
具材 | 3~4人分 | 7~8人分 |
---|---|---|
じゃがいも | 3~4個(400g) | 7~8個(800g) |
卵 | 2個 | 4個 |
玉ねぎ | 1/4個 | 1/2個 |
きゅうり | 1本 | 2本 |
にんじん | 1/3本 | 2/3本 |
■じゃがいもの下ゆで用 | ||
水 | じゃがいもがかぶる程度 | じゃがいもがかぶる程度 |
塩 | 小さじ1 | 小さじ1.5 |
■じゃがいもの下味用※ | ||
米酢 | 小さじ2 | 大さじ1+小さじ1 |
砂糖 | 小さじ2/3 | 小さじ1+1/3 |
塩 | 少々(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量) | 小さじ1/4 |
■生野菜の下ごしらえ用 | ||
塩 | 小さじ1/4 | 小さじ1/3 |
■仕上げ用調味料 | ||
マヨネーズ | 大さじ2~3 | 大さじ4~5 |
こしょう | 2~3振り | 4~5振り |
※もし「すし酢」があれば、3~4人分小さじ2、7~8人分大さじ1+小さじ1で代用できます。
作り方
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6 | ![]() 下味用の調味料は、味見をして、酸っぱすぎない程度に加えるようにしましょう。 ポテトサラダに使うじゃがいもは、ホクホクして調味料と良くなじむ男爵がおすすめですが、今回ご紹介する、じゃがいもをあらかじめ切っておいてからゆで、湯切りをし、水分をしっかり飛ばしながら潰して下味を付ける方法では、メークインでもキタアカリでも、とてもおいしく仕上がりました。 作り置きの際、半調理として保存する場合は、この時点で保存します。粗熱が取れたら、よく消毒した保存容器に入れて保存します。 |
7 | ![]() ゆで卵は、卵のとがっていないほうに画鋲やキリで浅く穴を開けてから、お湯に酢を少量入れてゆで、ゆで上がったらすぐに写真のように氷水に粗熱が取れるまでつけておくと、とても簡単に殻をむくことができます。 作り置きの際、半調理として保存する場合は、この時点で保存します。 |
8 | ![]() しんなりしたら、水に放って余分な塩分を洗い、水気をぎゅっと絞っておきます。 |
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10 | ![]() まずは、じゃがいもと卵をよく混ぜ合わせます。 |
11 | ![]() マヨネーズを加える際は、少し少なめの量でいったん味見をするようにしましょう。器ごとキッチンスケールに乗せて、量をはかりながら加えると調整がしやすく、自分の好きな味の目安が良くわかりますよ。 |

- 半調理としての作り置きがとても便利で、美味しく仕上がります。じゃがいもの下ゆでと味付け、ゆで卵、生野菜の下ごしらえまでしておき、それぞれを冷蔵庫で保存します。いただく際に、ゆで卵をつぶし、生野菜の水分を今一度よく切ってから、すべての材料とマヨネーズを和えると、余分な水分や熱が飛び、失敗なく、とても美味しくいただけますよ。
- じゃがいもが熱いうちにマヨネーズと和えると、マヨネーズが分離してしまいますので、じゃがいもの粗熱がとれてから、マヨネーズと和えましょう。
- 野菜の水気は、両手でぎゅっと絞っておきましょう。絞り方が甘い場合、時間が経つと、だんだん余分な水分が出てしまい、水っぽいサラダになってしまいます。

- 具材は、ハムやコーン、たらこなども良く合います。たらこは日持ちしませんので、その点はご留意くださいませ。
- にんじんは生ではなく、ゆでて加えてもおいしいです。その場合、ピーラーで皮を取ってから、じゃがいもと同様に切り、じゃがいもと一緒にゆで、以降は同じ手順でOKです。
- クレソンとも合います。2cm長さ程度に刻んだお好みの量のクレソンを手順11で和えます。その際、粒マスタードを4人分あたり小さじ1程度加えると、とてもよく合いますよ。余ったクレソンがあれば、ぜひお試しくださいませ。
- ポテサラは作っておくと、いろいろな料理にアレンジ、リメイクできます。
- ココット:ココット皿にポテサラを入れ、真ん中にくぼみを作り、卵を割り入れて、オーブントースターで7~8分ほど焼いて出来上がりです。
- グラタン:耐熱皿にポテサラを敷き、コーンととろけるチーズをかけ、レンジで温めてから、オーブントースターで2分ほど焼き、お好みでパセリをふりかけて出来上がりです。
- オープンサンド:バケットを1cm幅に斜めに薄切りにし、ポテサラ、お好みでとろけるチーズを乗せ、オーブントースターで焼いて出来上がりです。もちろん食パンでも。
- サンドイッチ:サンドイッチ用食パンを焼き、粗熱が取れてからマスタード、レタス、ポテサラを挟んで、食べやすい大きさに切って出来上がりです。
- オムレツ:フライパンにオリーブオイルとにんにくみじん切りを入れて弱火にかけて香りを出し、卵3~4個と、おたま一杯分のポテサラを混ぜ合わせたものを、両面こんがりと焼き、食べやすい大きさに切り分けて出来上がりです。
- ベーコン巻き:ポテサラをベーコンでくるくる巻いて、熱したフライパンに巻き終わりの部分を下にして焼き、焼き目が付いたら転がしながらこんがりと焼いて出来上がりです。お弁当にどうぞ。
- 生鮭と:耐熱皿にバターを塗り、塩こしょうした生鮭の上にポテサラを乗せ、アルミホイルを被せてオーブントースターで10分ほど焼き、お好みでパセリをふりかけて出来上がりです。
- ドリア:耐熱皿にサラダ油を塗り、ご飯、ポテサラお玉半分、カレーお玉半分、とろけるチーズの順にかけてレンジで温めてから、パン粉少々をかけ、オーブントースターで2分ほど焼いて出来上がりです。
- おつまみ:ポテサラお玉1杯、角切りにしたチーズをよく混ぜ合わせ、餃子の皮で包んで、やや高温の油でカラッと揚げて油を切って出来上がりです。カレー粉小さじ1を混ぜ込んでもおいしいですよ。

愛用品です。これ一つで、つぶす、なめらかにする、混ぜる、和える、食卓の取り分けスプーンにと大活躍します。また、耐熱温度が200℃ですので、穴あきお玉としてはもちろん、揚げ物をすくう際や、炒める際の木べらとしても充分に使え、食洗機でもきれいに洗える、優秀キッチンツールです。