冷蔵5日/冷凍1か月
今日は、さつまいものレモン煮のレシピをご紹介します。
切ったさつまいもを、調味料で煮て出来上がりの、シンプルなレシピです。
砂糖は控えめ、さつまいも本来の甘さを活かし、レモンでさっぱりと仕上げた、上品な味わいです。
箸休めにはもちろん、作り置いて、しっかりと冷やすと、おやつやデザートとしても活用できます。
レシピについて
切ったさつまいもを水にさらしてから、調味料で煮て出来上がりです。
以前のレシピを全面的に見直し、作りやすく整理しました。
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材料
4人分
- さつまいも 中2本(400g)
- ■合わせ調味料
- 水 400ml
- グラニュー糖 大さじ2
- (または)上白糖か三温糖 大さじ2+小さじ2
- レモン果汁 大さじ2(30ml)
- 塩 少々(親指と人差し指でつまんだ量:小さじ1/8~1/6目安)
- (あれば)くちなしの実 1個または1パック
8人分
- さつまいも 中4本(800g)
- ■合わせ調味料
- 水 800ml
- グラニュー糖 大さじ4
- (または)上白糖か三温糖 大さじ4+小さじ4
- レモン果汁 大さじ4(60ml)
- 塩 ひとつまみ(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量:小さじ1/5~1/6目安)
- (あれば)くちなしの実 1個または1パック※
※くちなしの実の個数は、4人分、8人分でも同じです。
作り方
step
1さつまいもはよく洗い、両端の硬い部分は取り除き、皮ごと1.5cm幅(人差し指の幅目安)の輪切りにします。
さつまいもは皮ごと使いますので、よく洗います。
step
2切ったさつまいもは水につけてざっと洗い、ざるに上げます。
このレシピは、色がそのまま出ますので、変色の原因のひとつであるアクを洗い流しておきます。
ただし、変色を完全に抑えることはできませんのでご容赦ください。変色原因成分のうちのひとつ「クロロゲン酸」は、皮の近くにたっぷりと含まれているため、皮ごといただく調理法では、どうしても皮の付近に多少の黒ずみが出ます。
step
3鍋に、合わせ調味料、手順2のさつまいもを入れ、ふたをして中火にかけます。
調味料に塩をほんの少し加えることで、甘味が引き立ちます。
くちなしの実を加えると、黄色がきれいに出ます。
くちなしの実は、割って使います。お茶パックに入れてから割ると扱いやすいです。割るときは、上から体重をかけるか、指かペンチ等で割ります。
step
4沸騰したら弱火にし、10~11分ほど煮ます。
ふたに蒸気口がない場合は、少しずらすとよいです。
煮ている間は、放置で構いません。むやみにいじると、火の通りが悪くなったり、さつまいもが崩れることもあります。洗い物でもしておきましょう。
step
5竹串を刺してみて、貫通すれば、さつまいもが煮えていますので、火からおろします(火を止めます)。
竹串を通す際、多少抵抗があっても構いません。貫通すれば良いです。余熱でさらに火が通ります。また、これ以上火を通すと、皮がはがれる場合があります。
くちなしの実を加えていた場合は、ここで取り除きます。
私のレシピは甘さ控えめです。冷めてからいただくと、甘味はさらに抑えられますので、味見をして、もっと甘めの味がお好みでしたら、加熱せず、砂糖を小さじ1ずつ足して、ざっと全体を混ぜて、砂糖が溶けて全体がなじんだら、味見をして、ちょうど良い甘味加減にすると良いです。4人分で砂糖+小さじ2までが、甘ったるくなく仕上がる分量です。
step
6保存の際は、
粗熱を取ってから、煮汁ごと充分に消毒した保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
出来立てでもおいしいですが、粗熱が取れるまで冷ましたほうが、味がなじみます。また、粗熱を取ってから、冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やすと、あっさり、さっぱりと、よりおいしくいただけます。
周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、早く粗熱が取れ、かつ食中毒を防止することができます。麦茶を冷やす要領で、容器の周りを水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
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作り置きのコツ・ポイント
- くちなしの実を加えると、黄色がきれいに出ます。くちなしの実は、割って使います。お茶パックに入れてから割ると扱いやすいです。割るときは、上から体重をかけるか、指かペンチなどで割ります。
- 竹串を通す際、多少抵抗があっても構いません。貫通すれば良いです。余熱でさらに火が通ります。また、これ以上火を通すと、皮がはがれる場合があります。
- 私のレシピは甘さ控えめです。冷めてからいただくと、甘味はさらに抑えられますので、味見をして、もっと甘めの味がお好みでしたら、加熱せず、砂糖を小さじ1ずつ足して、ざっと全体を混ぜて、砂糖が溶けて全体がなじんだら、味見をして、ちょうど良い甘味加減にすると良いです。4人分で砂糖+小さじ2までが、甘ったるくなく仕上がる分量です。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、煮汁ごと充分に消毒した保存容器に入れ、冷蔵庫で保存します。
- 周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、早く粗熱が取れ、かつ食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
- 出来立てでもおいしいですが、粗熱が取れるまで冷ましたほうが、味がなじみます。また、粗熱を取ってから、冷蔵庫で2時間以上しっかり冷やすと、あっさり、さっぱりと、よりおいしくいただけます。
アレンジのヒント
- 一緒に加えておいしい具材:りんご/レーズンなどお好みのドライフルーツ
- ヨーグルト和え:粗く割ってヨーグルトと和えても。その際、ドライフルーツを加えると、さらに食物繊維とミネラルたっぷりでいただけます。
- スイートポテト風:お好みの量のバターを落としてオーブントースターで温めると、コクがあってさらに自然な甘みが加わった、スイートポテトのような味わいになります。
- サラダ:粗くつぶし、マヨネーズ、クリームチーズ1:1と和えます。
- 蒸しパンやバターケーキの具材にも。
- 抹茶アイスやバニラアイスに混ぜ込んでも。
おすすめ食材、ツール
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