今回は、乾物を使ったサラダのご紹介です。
大豆、切干大根、ひじき。
これらの食材を組み合わせて作る、カリウム、鉄分、カルシウムなどのミネラル、ビタミンB1、E、植物性たんぱく質、そして食物繊維がたっぷりの、体にうれしい一品です。
毎日少しずつ摂りたい栄養素がたっぷりと含まれており、そして日持ちします。
作り置きしておくと、おかずのあと一品に、お弁当にと、毎日積極的に食物繊維やミネラルを摂ることが出来ますよ。ぜひ、お試しくださいませ。
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レシピについて
大豆と切干大根の自然な甘味を活かし、ごまの香り、やさしい酢としょうがの風味であっさりと仕上げています。
材料
4人分 |
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切干大根 30g |
水煮大豆 150g |
乾燥ひじき 10g |
きゅうり 1本 |
■合わせ調味料 |
米酢 大さじ1 |
しょうゆ 大さじ1 |
だし汁 大さじ1 |
(または) 水大さじ1+顆粒だしの素少々(親指・人さし指の2本の指先でつまんだ量) |
ごま油 大さじ1 |
砂糖 小さじ1 |
レモン汁 小さじ1 |
しょうがすり下ろし 1/2片分 |
いりごま 大さじ1 |
8人分 |
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切干大根 60g |
水煮大豆 300g |
乾燥ひじき 20g |
きゅうり 2本 |
■合わせ調味料 |
米酢 大さじ2 |
しょうゆ 大さじ2 |
だし汁 大さじ2 |
(または) 水大さじ2+顆粒だしの素ひとつまみ(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量) |
ごま油 大さじ2 |
砂糖 小さじ2 |
レモン汁 小さじ2 |
しょうがすり下ろし 1片分 |
いりごま 大さじ2 |
作り方
1 | ![]() 戻ったら、上のほうからすくうようにしてざるに取り、ざるに入れたまま2~3度水をかえて軽くすすぎます。砂などがついていることがあるので、砂を落とすように、ひじきをすくって取り出すと良いです。 お湯を沸かして1分ほどさっとゆでて、ざるにあけて、水気を切っておきます。 |
2 | ![]() お湯を沸かして1分ほどさっとゆでておきます。粗熱が取れたらぎゅっと絞り、長ければ食べやすい大きさに切って、ほぐしておきます。 |
3 | ![]() 千切りの後、水気が出てきますので、ぎゅっと絞っておきます。 |
4 | ![]() |
5 | ![]() |
6 | ![]() 出来立てもおいしいですが、時間が経ったほうが、味がなじんでおいしく召し上がれますよ。 |
乾燥大豆の戻し方について
たっぷり作る場合や、他の料理にも大豆を使う場合は、乾燥大豆を戻して使うと経済的です。
1カップ(150g)の乾燥大豆からゆでて戻すことが出来ます。
必ず一晩かけて戻さないといけない、ということはありません。
もし圧力鍋をお持ちでしたら、熱湯に1時間ほどつけてからゆでることで、ふっくらと戻ります。私はだいたいこの方法です。
また、圧力鍋を使うと、浸水なしでいきなりゆでる、という荒業も可能ですので、思い立ったらすぐに作ることが出来ます。
戻した後の重量は、経験則で恐縮ですが、2.5~2.7倍程度に戻りますので、1カップ(150g)の乾燥大豆から、約370g~400g前後の水煮大豆が出来上がります。
戻した大豆は、翌日までに調理するのであれば、ゆで汁を切ってから冷蔵庫で保存します。
すぐに使わないのであれば、ゆで汁を切り、ジップロックなどのフリーザーバッグに小分けにしてできるだけ空気を抜いて封をしてから、冷凍保存しましょう。
一晩つける×普通のお鍋
1 | 乾燥大豆は洗い、乾燥大豆の4~6倍量の水(乾燥大豆1カップ[150g]なら水4カップ[800cc]~6カップ[1200cc])に6時間つけて戻します。夏場は冷蔵庫に入れましょう。 |
2 | 大豆を、浸した水ごと厚手の鍋に入れ、大豆よりも3~4cm上まで水がくるように、足りなければ水を加えます。強火にかけ、沸騰したら弱火でコトコトと60~70分ほど煮ます。大豆に常に水が被っている状態をキープするように、水が足りなくなったらぬるま湯で差し水をしたり、落としぶたを利用するとよいです。 |
一晩つける×圧力鍋
1 | 乾燥大豆は洗い、乾燥大豆の3倍量の水(乾燥大豆1カップ[150g]なら水3カップ[600cc])に6時間つけて戻します。夏場は冷蔵庫に入れましょう。 |
2 | 大豆を、浸した水ごと圧力鍋に入れ、高圧にセットして強火にかけます。圧力がかかり始めたら、弱火で1分加熱してから火を止め、圧力が抜けるまで自然放置します。 |
熱湯につける×圧力鍋
1 | 圧力鍋に、乾燥大豆の3倍量の熱湯(乾燥大豆1カップ[150g]なら熱湯3カップ[600cc])と、洗って水気を切った乾燥大豆を入れ、ふたをします。 |
2 | そのまま1時間置いてから、高圧にセットして強火にかけます。圧力がかかり始めたら、弱火で1分加熱してから火を止め、圧力が抜けるまで自然放置します。 |
浸水なし×圧力鍋
1 | 圧力鍋に、乾燥大豆の重さ×10倍の水(乾燥大豆1カップ[150g]なら水7.5カップ[1500cc])と、塩ひとつまみ(親指・人さし指・中指の3本の指先でつまんだ量)、洗って水気を切った乾燥大豆を入れふたをします。 |
2 | 高圧にセットして強火にかけ、圧力がかかり始めたら、弱火で20分加熱してから火を止め、圧力が抜けるまで自然放置します。シワがものすごく寄ることがありますが、時間が経つにつれて、ふっくらとしてきます。 |

- それぞれの具材は、水分をよく絞ってから合わせ調味料と和えましょう。味がよく馴染み、日にちが経っても味がぼけません。
- 保存容器はしっかり消毒してから使いましょう。

- きゅうりに替えて、おくら、さやいんげん、枝豆を加えてもおいしくいただけます。4人分で、おくら、さやいんげんなら10本、枝豆なら200g目安です。おくらはヘタを取って輪切りにします。さやいんげんは、水1リットル+塩小さじ1を沸騰させ、1分ほどゆでてから、冷水に取り、長さ2cm程度の斜め切りにします。枝豆は、沸騰したお湯で4分ほどゆで、中身を出しておきます。
- 大豆は、同量のミックスビーンズでもおいしく、また、彩りよくいただけます。