冷蔵4日/冷凍1か月
今日は、冬瓜のレシピをご紹介します。
だし汁、酒、塩、しょうゆでシンプルに味付けした冬瓜を、きりっと冷やしていただきます。
甘味を加えていませんので、口当たり良く、すっきりとした味わいが、じんわりと広がります。
冬瓜は、利尿作用、解毒作用があり、体にたまった余分な熱を冷ます効果があります。口当たりも良く、暑い時期にはもってこいの食材です。
もうあと一品の副菜に、酒の肴に、ぜひご活用くださいませ。
レシピについて
冬瓜の皮をむいて、合わせ調味料で煮て出来上がりです。
以前よりご紹介しているレシピを見直し、整理しました。
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材料
4人分
- 冬瓜 正味600~800g(冬瓜なら1/4個、小冬瓜なら1/2個目安)
- ■合わせ調味料
- だし汁 600ml
- (または)水600ml+顆粒和風だしの素 小さじ1+1/2
- 酒 大さじ1(15ml)
- しょうゆ※ 大さじ1(15ml)
- 塩 小さじ1
※あればぜひ、「うすくちしょうゆ」を使いましょう。きりっとした味わい、薄くきれいな色に仕上がります。
8人分
- 冬瓜 正味1200~1600g(冬瓜なら1/2個、小冬瓜なら1個目安)
- ■合わせ調味料
- だし汁 1200ml
- (または)水1200ml+顆粒和風だしの素 大さじ1
- 酒 大さじ2(30ml)
- しょうゆ※ 大さじ2(30ml)
- 塩 小さじ2
※あればぜひ、「うすくちしょうゆ」を使いましょう。きりっとした味わい、薄くきれいな色に仕上がります。
作り方
step
14人分目安の冬瓜の重さ(830g)です。ここから種とワタを取り、皮をむくと、だいたい600gくらいになります。
写真は冬瓜1/4個です。
step
2冬瓜は種とワタをスプーンでくり抜き、扱いやすい大きさに切ってから、皮をむきます。
皮は、少し緑色がうっすらと残る程度にむきます。冬瓜のクセ(皮に近い部分の舌触りや、青臭さ)が気になる方は、5mmくらいの厚さにむくとよいです。
step
33~4cm角(指2本分の幅目安)程度の大きさに切ります。
step
4鍋またはフライパンに、合わせ調味料と手順3の冬瓜を入れ、アク取りシートか落としぶたを乗せ、ふたをして中火にかけます。
アク取りシートを使う場合、上から軽く押して、具材に密着させるようにするとよいです。
step
5全体が沸騰して充分に蒸気が出たら弱火にし、さらに10分ほど煮ます。
ふたに蒸気口がない場合、少しずらすとよいです。
step
6冬瓜に竹串がスッと通り、柔らかくなったら、火を止めます。
塩味は、冷やすと濃く感じます。よく冷やしていただきますので、味付けは少し薄めに整えましょう。薄いようなら塩(分量外)で整えます。塩はほんの少量でとても味が濃くなりますので、少々(親指と人差し指でつまんだ量:小さじ1/8~1/6目安)を振り入れて、全体になじませてから、30秒ほど煮立てて、味をみて調整しましょう。
step
7粗熱を取ってから、冷蔵庫で2時間以上冷やします。
充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
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作り置きのコツ・ポイント
- 冬瓜の皮は、少し緑色がうっすらと残る程度にむきます。冬瓜のクセ(皮に近い部分の舌触りや、青臭さ)が気になる方は、5mmくらいの厚さにむくとよいです。
- 味は、冷やすと濃く感じます。よく冷やしていただきますので、味付けは少し薄めに整えましょう。薄いようなら塩(分量外)で整えます。塩はほんの少量でとても味が濃くなりますので、少々(親指と人差し指でつまんだ量:小さじ1/8~1/6目安)を振り入れて、全体になじませてから、30秒ほど煮立てて、味をみて調整しましょう。
- 保存の際は、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント
- 一緒に加えておいしい具材:枝豆/オクラ/なす/トマト/干し椎茸/むきえび(冬瓜が柔らかくなったら加え、サッと火を通します)/かにかまぼこ
- いただく際に添えておいしい具材:大葉千切り/みょうが千切り/青ねぎ小口切り/しょうがすりおろし/三つ葉/柚子の皮
- そうめんと合わせても。
おすすめ食材、ツール
うすくちしょうゆはヒガシマルさんを使っています。東京にはうすくちしょうゆがなかなか売っていないので、amazonが重宝しています。
私のお気に入り、赤穂の天塩です。以前、スーパーで特価していたのでたまたま購入し、おにぎりや焼き魚に使ってみると、後味で甘み・旨味があり、それ以来ファンになり、あらゆる料理に使っています。特に、味付けがシンプルな料理に使う際には、とても頼りになります。
料理酒はタカラ「料理のための清酒」を愛用、1.8リットルパックで購入しています。塩分が含まれていないこと、また、飲むお酒では抑えられている雑味の中に含まれている、調理には有効な旨味成分を引き出すよう、独自の酵母で造られた清酒ですので、味のバランスが崩れず、ふんわり、まろやかに仕上がります。
料理に使う酒は、ぜひ、アルコール入り、食塩無添加の酒を使いましょう。
酒は、材料の臭みを消したり、材料を柔らかくしたり、さっぱりとした甘味を付けたり、野菜の煮物にコクを付けたりと、その役割はとても大きいです。
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