コトコト煮込んで大根の甘味を引き出し、出汁の旨味としょうゆ味がじんわりとしみ込んだ一品です。
大根独特のクセを抜き、しっかりと味をしみ込ませる下ごしらえの方法もご紹介します。
レシピについて
大根を下ゆでしてから、調味料で煮込んで出来上がりです。
- 大根 1/2本(500g~750g)
- ■合わせ調味料
- だし汁 400ml
- (または)水400ml+顆粒和風だしの素 小さじ1
- しょうゆ 大さじ1+1/2(23ml)
- 砂糖 小さじ2
- みりん 大さじ1/2(8ml)
- 大根 1本(1000g~1500g)
- ■合わせ調味料
- だし汁 800ml
- (または)水800ml+顆粒和風だしの素 小さじ2
- しょうゆ 大さじ3(45ml)
- 砂糖 小さじ4
- みりん 大さじ1(15ml)
スポンサーリンク
作り方
step
1大根は3cm程度(指2本分の幅目安)の厚さに切ってから、厚めに皮をむき、半分に切ります。
大根を柔らかく炊く場合、せっかく柔らかく仕上げても、大根の皮のすぐそばにある筋が舌触りを悪くするので、皮は厚めにむいておきましょう。
大根の皮は、刻んでみそ汁の実にしたり、漬物、きんぴら、根菜汁、炒り高野などにするとおいしくいただけます。
step
2大根の下ゆでをします。鍋に大根を並べ、大根がかぶる程度の水を入れて、ふたをして強火にかけます。
この時、米のとぎ汁、もしくは、水+小さじ1のぬか、水+大さじ1の生米を加えてゆでると、大根のアクがよく取れ、臭みが抜けます。吹きこぼれやすいので注意しましょう。
step
3沸騰したら弱めの中火にし、竹串がスッと通るまで20分ほど煮て、水に放ちます。
大根は調味料を加えると火が通りにくくなります。特に、大根のみを味わう場合は、舌触りが気になりますので、柔らかくなるまで下ゆでしておくとよいです。
下ゆでした後、水に浸して冷ますことで、より大根のアクと臭みを抜くことができます。
step
4鍋かフライパンに、合わせ調味料を入れ、中火にかけます。
step
5沸騰してきたら、手順3の大根の水気を切って入れ、ふたをします。
step
6沸騰したら弱めの中火にし、20分ほど煮込みます。火を止め、そのまま粗熱が取れるまで30分ほど置き、味を含ませます。
煮物は冷める際に味がしみ込みますので、いったん粗熱が取れるまで冷ますと、よりおいしくいただけます。急ぐ場合は、次の手順をご参照くださいませ。
step
7保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
温かくても、冷めても、どちらでもおいしくいただけます。
作り置きのコツ・ポイント
- 大根を柔らかく炊く場合、せっかく柔らかく仕上げても、大根の皮のすぐそばにある筋が舌触りを悪くするので、皮は厚めにむいておきましょう。
- 大根の皮は、刻んでみそ汁の実にしたり、漬物、きんぴら、根菜汁、炒り高野などにするとおいしくいただけます。
- 下ゆでの際、米のとぎ汁、もしくは、水+小さじ1のぬか、水+大さじ1の生米を加えてゆでると、大根のアクがよく取れ、臭みが抜けます。吹きこぼれやすいので注意しましょう。
- 大根は調味料を加えると火が通りにくくなります。特に、大根のみを味わう場合は、舌触りが気になりますので、柔らかくなるまで下ゆでしておくとよいです。
- 煮物は冷める際に味がしみ込みますので、いったん粗熱が取れるまで冷ますと、よりおいしくいただけます。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント
- 一緒に煮込んでおいしい具材:さつま揚げ/厚揚げ
- いただく際、添えておいしい香辛料・香味野菜:千切りしょうが/刻んだ柚子の皮/青ねぎ小口切り/ごま油
- 輪切りや、ひと口大に切って作っても。
ひとこと
今日は、大根の煮物のレシピをご紹介をご紹介しました。
甘味は、みりんだけではなく砂糖も使うことで、大根により味がしみ込むとともに、柔らかく仕上がります。
温かいものはもちろん、冷めてもおいしくいただけます。もうあと一品の副菜に、お弁当のおかずに、ぜひご活用くださいませ。
大根の一番人気レシピ
-
大根のそぼろ煮
今日は、大根のそぼろ煮のレシピをご紹介します。 大根を下ゆでしてから、だし汁と鶏ひき肉で煮て、しょうゆとみりんで仕上げま ...
続きを見る
おすすめ食材、ツール
しょうゆはここ2年ほどで、「ヤマサ醤油 鮮度生活 特選丸大豆しょうゆ」に落ち着きました。使い終わりまでずっとしょうゆの色が、おろしたての淡く赤い色、旨味と香りを保つのが、とてもうれしいです。
みりんは、タカラの本みりんを愛用しています。スーパーで安価に入手できて、まろやかな甘味や照りが付くので、ずーっと使用しています。