冷蔵1週間
今日は、ナッツがたっぷり入ったごまめ(田作り)のレシピをご紹介します。
ごまめのほろ苦さに、ナッツとごまの風味とコクが甘辛く絡んで、ご飯やお酒が進む一品です。
子どもたちが小さい頃から、これを作ると、あっという間に完食しています。
カルシウムとたんぱく質たっぷりの一品です。おせち料理だけではなく、普段のおやつや、酒の肴にも、ぜひ、お試しくださいませ。
レシピについて
ごまめとナッツを香ばしく炒り、甘辛く仕上げます。ごまめより多めのナッツをたっぷりと使っていますので、小魚が苦手な方でも、食べやすく仕上がります。
以前よりご紹介しているレシピを改めて整理しました。
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材料
4~5人分
- ごまめ(田作り)※ 30g
- 無塩ナッツ(ミックスナッツ、くるみ、アーモンド、カシューナッツなど。どれか1種類でも構いません。) 50g
- いりごま(白) 小さじ2
- ■合わせ調味料
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1(15ml)
- しょうゆ 大さじ1(15ml)
- みりん 大さじ1(15ml)
※「食べる小魚」でも構いません。
6~7人分
- ごまめ(田作り)※ 45g
- 無塩ナッツ(ミックスナッツ、くるみ、アーモンド、カシューナッツなど。どれか1種類でも構いません。) 75g
- いりごま(白) 大さじ1
- ■合わせ調味料
- 砂糖 大さじ1+1/2
- 酒 大さじ1+1/2(23ml)
- しょうゆ 大さじ1+1/2(23ml)
- みりん 大さじ1+1/2(23ml)
※「食べる小魚」でも構いません。
作り方
step
1ナッツは粗く刻んで、フライパンに入れて弱火にかけます。
【電子レンジを使う場合】耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、その上に粗く刻んだナッツを広げます。電子レンジ(600W)で1分加熱し、取り出して全体を混ぜて、さらに1分ずつ、様子を見ながら加熱します。
step
23~4分ほど経ち、よい香りがしてきたら、時々全体を混ぜながら、さらに1~2分炒って、取り出しておきます。
こんがりと色づく程度がおいしいです。焦がさないように注意しましょう。
step
3フライパンをキッチンペーパーでさっと拭いて、きれいにします。フライパンにごまめを入れて、弱火にかけます。
「食べる小魚」を使う場合、あらかじめそのまま食べられるようになっているため、手順3~4は飛ばしても構いませんが、炒ったほうが香ばしく、よりおいしくいただけます。
【電子レンジを使う場合】耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、その上にごまめを平らにならします。電子レンジ(600W)で1分加熱し、取り出して全体を混ぜて、さらに1分30秒~2分ずつ、様子を見ながら加熱します。
step
4ごまめがポキッと折れるまでじっくりと加熱し、取り出しておきます。
ごまめを取り出して、少し冷ましてから折ってみて、ポキッと折れる程度まで炒るのが目安です。
step
5フライパンをキッチンペーパーでさっと拭いて、きれいにします。合わせ調味料の材料を入れて、混ぜ合わせて弱火にかけます。
フライパンが温まっているので、すぐに沸騰してきます。
step
6全体が沸騰し、少しとろみが出て、端がぶくぶくと泡立ってきたら、手順2のナッツ、手順4のごまめ、いりごまを加えて、全体を大きく混ぜながら、調味料を絡めます。
水気が飛ぶまで加熱します。
step
7保存容器にオーブンシートを敷き、その上に、田作りを出来るだけ広げて置いて、冷まします。
保存容器は充分に消毒して使いましょう。
オーブンシートがない場合は、保存容器にサラダ油を薄く塗り、しっかり冷ましてから、密閉して保存しましょう。 ふた付きの底の広い容器がなければ、バットにラップをぴっちりかけてもかまいません。
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作り置きのコツ・ポイント
- ナッツは、焦がさないように炒りましょう。
- ごまめは、1匹取り出してみて、ポキッと折れるまで、よく炒りましょう。
- 電子レンジで乾煎りする場合は、途中で取り出してかき混ぜて、様子を見ながら加熱し、焦がさないようにしましょう。
- 合わせ調味料は、すぐに絡まりますので、ナッツ、ごまめ、ごまを加えたら、すぐに大きく全体をかき混ぜましょう。ここでも、焦がさないようにしましょう。
- なるべく底の広い保存容器にオーブンシートを敷いて、その上に、ナッツごまめをできるだけ広げるように置いて冷まします。オーブンシートがない場合は、保存容器に薄くサラダ油を塗ると良いです。
アレンジのヒント
- お好みの香辛料を加えても。一緒に加えておいしい香辛料:一味・七味唐辛子/青のり
- 佃煮にしても。酒を少し振り入れて、柔らかく煮ます。佃煮代わりに、おにぎりの芯や、ご飯に乗せても。
おすすめ食材、ツール
しょうゆはここ2年ほどで、「ヤマサ醤油 鮮度生活 特選丸大豆しょうゆ」に落ち着きました。使い終わりまでずっとしょうゆの色が、おろしたての淡く赤い色、旨味と香りを保つのが、とてもうれしいです。
みりんは、タカラの本みりんを愛用しています。スーパーで安価に入手できて、まろやかな甘味や照りが付くので、ずーっと使用しています。
料理酒はタカラ「料理のための清酒」を愛用、1.8リットルパックで購入しています。塩分が含まれていないこと、また、飲むお酒では抑えられている雑味の中に含まれている、調理には有効な旨味成分を引き出すよう、独自の酵母で造られた清酒ですので、味のバランスが崩れず、ふんわり、まろやかに仕上がります。
料理に使う酒は、ぜひ、アルコール入り、食塩無添加の酒を使いましょう。
酒は、材料の臭みを消したり、材料を柔らかくしたり、さっぱりとした甘味を付けたり、野菜の煮物にコクを付けたりと、その役割はとても大きいです。
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