みりんを主役に使った、しみじみおいしい和食のおかずです。ほくほく長芋に、鶏肉の旨味がじんわりしみ込みます。
長芋は皮ごと使い、食物繊維などの栄養や、長芋の風味も逃すことなく、たっぷりといただきます。
レシピについて
鶏もも肉に片栗粉をまぶして炒め、切った長芋を加えて、調味料で煮て出来上がりです。
以前よりご紹介しているレシピを、より作りやすく見直しました。
- 長芋 400g(2/3本目安)
- 鶏もも肉 2枚(300g目安×2)
- 片栗粉 大さじ3
- サラダ油 小さじ2(10ml)
- ■合わせ調味料
- 水 100ml
- みりん 大さじ3(45ml)※
- 酒 大さじ3(45ml)
- しょうゆ 大さじ2(30ml)
※ みりんがない場合。砂糖大さじ2で代用できます。
- 長芋 800g(1+1/3本目安)
- 鶏もも肉 4枚(300g目安×4)
- 片栗粉 大さじ6
- サラダ油 小さじ4(20ml)
- ■合わせ調味料
- 水 200ml
- みりん 大さじ6(90ml)※
- 酒 大さじ6(90ml)
- しょうゆ 大さじ4(60ml)
※ みりんがない場合。砂糖大さじ4で代用できます。
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作り方
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1合わせ調味料を混ぜ合わせておきます。
この作業は、手順7で鶏もも肉を炒めているに行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
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2長芋はよく洗い、包丁で軽くこすってひげ根を取り、皮ごと1.5cm幅(人差し指の幅目安)の半月切りにします。
この作業も、手順7で鶏もも肉を炒めている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
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3鶏もも肉は、ひと口大に切ります。
鶏肉は、水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
鶏もも肉はキッチンバサミを使うと切りやすいです。
血合いや黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので、取り除くことをおすすめします。
白い筋がある場合は、取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
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4鶏もも肉に、片栗粉をもみこむようにして、まぶしつけます。
手順1とは別のボウルです。
鶏もも肉に片栗粉をまぶすことで、ボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に水溶き片栗粉を加えなくても、煮込むだけでとろみが付きます。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「干し肉」状態になることを防ぎます。
写真は直接手で片栗粉をもみ込んでいますが、ポリ袋に入れて行っても構いません。
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5ここまでの手順で、鶏肉に付着しているカンピロバクターが飛散しています。食中毒を防ぐため、シンク、まな板はしっかりと洗浄し消毒しましょう。
鶏肉を洗った際にシンクに飛び散ったり、まな板に付着していますので、しっかりと洗い、消毒しましょう。消毒は熱湯を回しかけるか、手軽で確実なアルコール消毒がおすすめです。
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6フライパンにサラダ油を薄くひき、鶏もも肉の皮目を下にして並べ、ふたをせずに中火で熱します。
鶏もも肉は多少重なっても構いません。このあとの手順で、ほぐれていきますので、神経質にならなくてもよいです。
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78~9分ほどそのまま加熱します。皮目に焼き目が付いたら、ひっくり返します。
1枚目の写真のように、表面が白っぽくなるまで放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。洗い物でもしておきましょう。
くっついている部分は、ヘラで切るか、箸でほぐすと良いです。この後の手順でほぐれていきますので、あまり神経質になる必要はありません。
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8弱めの中火にし、手順2の長芋を加え、全体を混ぜ合わせて油を回し、手順1の合わせ調味料を加え、かき混ぜて全体になじませます。
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9ふたをして、10分ほど加熱します。
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10長芋に火が通り、煮汁の泡立ちに少しとろみが出たら、底から全体をかき混ぜて、煮汁を具材に絡めます。
長芋に竹串がスッと通ると、火が通っています。
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11保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
作り置きのコツ・ポイント
- 鶏もも肉に、血合いや黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので、取り除くことをおすすめします。白い筋がある場合は、取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
- 鶏肉を炒める際は、表面が白っぽくなるまで放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
- 汁気が多い仕上がりです。周りを水で冷やしながら、中身が空気にふれるようにかき混ぜて急冷することで、食中毒を防止することができます。水で冷やして10~15分ほど置いておくと、粗熱が取れます。
アレンジのヒント
- 一緒に加えておいしい具材・香味野菜:さやいんげん/お好みのきのこ類
- いただく際、添えておいしい香辛料・香味野菜:一味・七味唐辛子/青ねぎ小口切り
- オーブンで焼いても。お好みで長芋のすりおろし、マヨネーズや、溶けるチーズを混ぜ込み、焦げ目が付くまで焼きます。
- お弁当に詰める際は、汁気をよく切ってから詰めましょう。
ひとこと
今日は、長芋と鶏もも肉を使った、メインおかずのレシピをご紹介しました。
やさしい味わいの、和食の煮物のおかずです。
冷めてもおいしいですので、お弁当のおかずにもどうぞ。
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酒は、材料の臭みを消したり、材料を柔らかくしたり、さっぱりとした甘味を付けたり、野菜の煮物にコクを付けたりと、その役割はとても大きいです。