やわらか鶏むね肉とピーマンに、にんにくと黒こしょうをきかせた旨塩味がトロッと絡んで、食欲をそそります。
メインのおかずにはもちろん、冷めてもおいしいですので、お弁当のおかずにもどうぞ。
レシピについて
そぎ切りにした鶏むね肉に、片栗粉をまぶしてゆっくりと焼き、種ごとひと口大に切ったピーマンを加え、調味料を絡めて出来上がりです。
鶏むね肉は、ゆっくりと焼くことで、柔らかく仕上がります。
材料
- ピーマン 8~10個(2パック、280~350g目安)
- 鶏むね肉 2枚(300g目安×2)
- 片栗粉 大さじ3
- サラダ油 小さじ2(10ml)
- ■合わせ調味料
- 酒 大さじ1(15ml)
- 鶏がらスープの素 小さじ2
- にんにくすりおろし 小さじ1(1片分)
- 塩 小さじ1/2
- 粗挽き黒こしょう 小さじ1/2
- ピーマン 16~20個(4パック、560~700g目安)
- 鶏むね肉 4枚(300g目安×4)
- 片栗粉 大さじ6
- サラダ油 小さじ4(20ml)
- ■合わせ調味料
- 酒 大さじ2(30ml)
- 鶏がらスープの素 小さじ4
- にんにくすりおろし 小さじ2(2片分)
- 塩 小さじ1
- 粗挽き黒こしょう 小さじ1
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作り方
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1ピーマンは洗い、縦半分に切り、種ごと3cm幅(指2本分程度の幅)に切ります。
この作業は、手順8で鶏むね肉を炒めている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
大きなピーマンなら縦1/4に切るとよいです。
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2合わせ調味料を混ぜ合わせておきます。
この作業も、手順8で鶏むね肉を炒めているに行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
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3鶏むね肉の皮は、はいでからひと口大に切ります。キッチンバサミを使うと切りやすいです。
鶏肉は、水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
皮を料理に含めるのは苦手という方も、捨てるのではく、ぜひ、別の料理に活用しましょう。鶏皮を使った作り置きレシピはこちらでご紹介しています。
皮は冷凍することも出来ます。水分をキッチンペーパーで拭き取り、ラップにぴっちりと包み平らにしてから急速冷凍すると良いです。
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4鶏むね肉の繊維を断ち切るように、1.5cm程度(人差し指の幅目安)の厚さ、ひと口大のそぎ切りにします。包丁の刃を右側に寝かせるように当てて、手前に引くようにして切ります。
厚みがとてもある場合は、いったん全体をそぎ切りにして開いてから、ひと口大に切るとよいです。
「そぎ切り」とは、厚みのある材料を、そぐように切って、厚みをそろえる切り方のことです。
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5鶏むね肉に、片栗粉をもみこむようにして、まぶしつけます。
手順2とは別のボウルです。
鶏むね肉に片栗粉をまぶすことで、鶏むね肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「硬い干し肉」状態になることを防ぎます。
写真は直接手で片栗粉をもみ込んでいますが、ポリ袋に入れて行っても構いません。
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6ここまでの手順で、鶏肉に付着しているカンピロバクターが飛散しています。食中毒を防ぐため、シンク、まな板はしっかりと洗浄し消毒しましょう。
鶏肉を洗った際にシンクに飛び散ったり、まな板に付着していますので、しっかりと洗い、消毒しましょう。消毒は熱湯を回しかけるか、手軽で確実なアルコール消毒がおすすめです。
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7フライパンにサラダ油をひき、手順5の鶏肉を広げ入れます。
8人分を作る際は、4リットル以上が入る、フッ素加工の深型フライパンか大鍋を使用することをおすすめします。
まだ火はつけません。
多少くっついたり重なったりしても構いません。あとの工程で、はがれます。
step
8ふたをして弱火にかけ、そのまま10分ほど加熱します。
鶏むね肉は急激に火を通すと、硬くなってしまいます。できるだけ、ゆっくり、じっくりと加熱しましょう。
炒めている間は、放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。洗い物でもしておきましょう。
step
9表面が白っぽくなり、フライパンに面している側に軽く焼き色が付いたら、全体をほぐすように、ひっくり返します。
くっついている部分は、ヘラで切るか、箸でほぐすと良いです。
ピーマンを加え、調味料を絡める際にほぐれていきますので、あまり神経質になる必要はありません。
step
10手順1のピーマンを加え、全体を混ぜ合わせて油を回し、手順2の合わせ調味料を加え、かき混ぜて全体になじませます。
step
11ふたをして、蒸気が充分に出るまで5~6分ほど加熱します。
火加減は弱火のままです。ゆっくりと加熱することで、鶏肉にしっかりと火を通します。
お好みのピーマンの柔らかさになるまで火を通しても構いません。
多少焦げても構いません。そのほうがおいしいです。
step
12ふたを外し、全体をかき混ぜて、味を絡めます。
step
13保存の際は、
粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
作り置きのコツ・ポイント
- 鶏肉は水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
- 鶏肉の皮は、キッチンバサミを使うと切りやすいです。
- 鶏むね肉に片栗粉をまぶすことで、鶏むね肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「硬い干し肉」状態になることを防ぎます。
- お好みのピーマンの柔らかさになるまで火を通しても構いません。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
アレンジのヒント
- 一緒に加えておいしい具材:なす/パプリカ/キャベツ/玉ねぎ/にんじん(薄切り)/お好みのきのこ類
- いただく際、添えておいしい香味野菜:唐辛子(輪切り・一味)
- パスタや中華麺と和えても。
- オーブン焼きの具材としても。
- ごはんと合わせて丼飯やワンプレート、のっけ弁にしても。
ひとこと
今日は、ピーマンと鶏むね肉を使った、メインおかずのレシピをご紹介しました。
丼飯や、のっけ弁の具材にしたり、パスタや中華麺と和えてもおいしくいただけます。
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おすすめ食材、ツール
私のお気に入り、赤穂の天塩です。以前、スーパーで特価していたのでたまたま購入し、おにぎりや焼き魚に使ってみると、後味で甘み・旨味があり、それ以来ファンになり、あらゆる料理に使っています。特に、味付けがシンプルな料理に使う際には、とても頼りになります。
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