キャベツと鶏むね肉の旨塩炒め

レシピ 野菜のおかず キャベツ 鶏むね肉 ごま油 冷蔵5日 冷凍1か月 調理時間:20分 こどもOK 丼飯・のっけ弁の具材 時間がたってもおいしい 中華・エスニック

キャベツと鶏むね肉の旨塩炒め

冷蔵5日/冷凍1か月

キャベツと鶏むね肉の旨塩炒め

今日は、たっぷりのキャベツと鶏むね肉を使った、メインおかずのレシピをご紹介します。

たっぷりのキャベツと鶏むね肉に、ごま油をきかせたコク旨の塩味がトロッと絡みます。

甘味と旨味をたっぷりと引き出したキャベツと、香ばしい鶏むね肉を、ボリュームたっぷり、ぜいたくにいただきます。

メインのおかずにはもちろん、ご飯にかけて丼飯に、のっけ弁の具材に、野菜もご飯もたっぷりお召し上がりいただけます。

レシピについて

そぎ切りにした鶏むね肉に、片栗粉をまぶしてゆっくりと焼き、ざく切りにしたキャベツを加えて蒸し煮にし、調味料を加えて炒め合わせて出来上がりです。
鶏むね肉は、ゆっくりと焼くことで、柔らかく仕上がります。

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材料

4人分

  • キャベツ 1/2個(600~900g目安 巻きのゆるい春キャベツなら1個)
  • 鶏むね肉 2枚(300g目安×2)
  • 片栗粉 大さじ4
  • サラダ油 小さじ2(10ml)
  • 酒 大さじ3(45ml)
  • ■合わせ調味料
  • ごま油 大さじ2(30ml)
  • 鶏ガラスープの素 小さじ2
  • にんにくすりおろし 小さじ1(1片分)
  • 塩 小さじ1/2
  • こしょう(粗挽き、粉末、どちらでも構いません) 小さじ1/4

8人分

  • キャベツ 1個(1200~1800g目安 巻きのゆるい春キャベツなら2個)
  • 鶏むね肉 4枚(300g目安×4)
  • 片栗粉 大さじ8
  • サラダ油 小さじ4(20ml)
  • 酒 大さじ6(90ml)
  • ■合わせ調味料
  • ごま油 大さじ4(60ml)
  • 鶏ガラスープの素 小さじ4
  • にんにくすりおろし 小さじ2(2片分)
  • 塩 小さじ1
  • こしょう(粗挽き、粉末、どちらでも構いません) 小さじ1/2

作り方

手順1~3でキャベツの下ごしらえをします。これらの作業は、手順11で鶏肉を炒めている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。

step
1
キャベツの芯は取り除きます。キャベツの芯は、使用しません。芯の形に沿って、包丁の先で深く切れ目を入れると、うまくくり抜くことが出来ます。

キャベツキャベツの芯
キャベツの芯キャベツの芯

step
2
芯に近い固い部分は、そぎ切りにしていただきます。包丁の刃を右側に寝かせるように当てて、手前に引くようにして切ります。

「そぎ切り」とは、厚みのある材料を、そぐように切って、厚みをそろえる切り方のことです。
今回のようなキャベツの芯に近い固い部分や、同様に白菜の芯に近い白い部分、また、鶏むね肉をカットする際は、ぜひ、この「そぎ切り」をおすすめします。

そぎ切り

step
3
ひと口大(3~4cm角目安)の、ざく切りにします。

3~4cm幅は、指2本分の幅を目安にすると良いです。扱いやすい大きさに切ってから、端から指2本分の幅を目安に切っていき、90度回転させ、端から同様に切っていくと、だいたい大きさのそろったひと口大になります。

キャベツキャベツ
キャベツキャベツ
キャベツキャベツ

step
4
ボウルに合わせ調味料を混ぜ合わせておきます。

この作業も、手順11で鶏肉を炒めている間か、手順14でキャベツを蒸し煮にしている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。

合わせ調味料

step
5
鶏肉は流水で洗い、水気を拭き、

鶏肉は、水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。

鶏肉鶏肉

step
6
皮は、はいでからひと口大に切ります。キッチンバサミを使うと切りやすいです。

皮を料理に含めるのは苦手という方も、捨てるのではく、ぜひ、別の料理に活用しましょう。鶏皮を使った作り置きレシピはこちらでご紹介しています。

皮は冷凍することも出来ます。水分をキッチンペーパーで拭き取り、ラップにぴっちりと包み平らにしてから急速冷凍すると良いです。

鶏肉鶏肉

step
7
鶏肉の繊維を断ち切るように、1.5cm程度(人差し指の幅目安)の厚さ、ひと口大のそぎ切りにします。包丁の刃を右側に寝かせるように当てて、手前に引くようにして切ります。

厚みがとてもある場合は、いったん全体をそぎ切りにして開いてから、ひと口大に切るとよいです。
「そぎ切り」とは、厚みのある材料を、そぐように切って、厚みをそろえる切り方のことです。

鶏むね肉鶏むね肉
鶏むね肉鶏むね肉

step
8
鶏肉に、片栗粉をもみこむようにして、まぶしつけます。

他のレシピよりも多めの片栗粉です。鶏むね肉に片栗粉をまぶすことで、鶏むね肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「硬い干し肉」状態になることを防ぎます。
写真は直接手で片栗粉をもみ込んでいますが、ポリ袋に入れて行っても構いません。

鶏むね肉鶏むね肉
鶏むね肉鶏むね肉

step
9
ここまでの手順で、鶏肉に付着しているカンピロバクターが飛散しています。食中毒を防ぐため、シンク、まな板はしっかりと洗浄し消毒しましょう。

鶏肉を洗った際にシンクに飛び散ったり、まな板に付着していますので、しっかりと洗い、消毒しましょう。消毒は熱湯を回しかけるか、手軽で確実なアルコール消毒がおすすめです。

シンクまな板

step
10
フライパンにサラダ油をひき、手順8の鶏肉を広げ入れます。

8人分を作る場合は、フライパン2台で作るか、2回に分けて加熱するほうが無難です。
まだ火はつけません。
多少くっついたり重なったりしても構いません。あとの工程で、はがれます。

サラダ油鶏むね肉

step
11
ふたをして弱火にかけます。2~3分ほどすると、「ジューッ……」という音がしてきますので、さらに7~8分ほどそのまま加熱します。

鶏むね肉は急激に火を通すと、硬くなってしまいます。できるだけ、ゆっくり、じっくりと加熱しましょう。
炒めている間は、放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。洗い物でもしておきましょう。

ほったらかしほったらかし

step
12
表面が白っぽくなり、フライパンに面している側に軽く焼き色が付いたら、全体をほぐすように、ひっくり返します。

くっついている部分は、ヘラで切るか、箸でほぐすと良いです。
キャベツを加え、調味料を絡める際にほぐれていきますので、あまり神経質になる必要はありません。

鶏むね肉鶏むね肉
鶏むね肉鶏むね肉

step
13
手順3のキャベツをほぐして加え、酒を全体に振りかけて、

特に、キャベツの芯に近い部分は、よくほぐしておきましょう。固まったままですと、火の通りが悪くなってしまいます。

キャベツキャベツ

step
14
ふたをして蒸し煮にします。

火加減はずっと弱火のままです。この時点でフライパンは充分に熱くなっていますので、弱火を続けることで、鶏肉とキャベツからじっくりと旨味と甘味を引き出します。

キャベツのカサが多く、ふたが閉まりにくい場合は、柄付きの重めの丼やスープボウルなどを被せておくとよいです。その際、蒸気をふさがないようにしましょう。

キャベツキャベツ

step
15
9~10分程度蒸し煮にして、充分に蒸気が立ち、キャベツがしんなりとしたら、全体を混ぜ合わせ、

キャベツキャベツ
キャベツキャベツ

step
16
手順4の合わせ調味料を回し入れて、全体を混ぜ合わせながら1~2分ほど炒め、味を絡めます。

合わせ調味料を加える際は、調味料が残らないように、ヘラでかき出しましょう。

キャベツや鶏肉の分量によっては水分が多く出る場合があります。最後に味をみて、薄いようなら塩(分量外)で整えます。塩はほんの少量でとても味が濃くなりますので、少々(親指と人差し指でつまんだ量:小さじ1/8~1/6目安)を振り入れて、全体をかき混ぜてなじませてから、味をみて調整しましょう。

合わせ調味料全体になじませたら
煮ます煮ます

step
17
保存の際は、

粗熱を取ってから、充分に消毒した保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。

保存します。

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作り置きのコツ・ポイント

  • 鶏肉は水洗いして水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
  • 鶏肉の皮は、キッチンバサミを使うと切りやすいです。
  • 鶏むね肉に片栗粉をまぶすことで、鶏むね肉にボリュームを持たせ、旨味を閉じ込めます。最後に合わせ調味料を加えて炒めると、少しとろみが付いて全体的にまとまります。作り置きして時間が経っても余分な水気が出にくくなり、また、「硬い干し肉」状態になることを防ぎます。
  • 鶏むね肉は急激に火を通すと、硬くなってしまいます。できるだけ、ゆっくり、じっくりと加熱しましょう。
  • 鶏むね肉を炒める際は、できるだけ放置しましょう。むやみにいじると、火の通りが悪くなり、片栗粉もはがれてしまいます。
  • キャベツを加える際は、特に、芯に近い部分は、よくほぐしておきましょう。固まったままですと、火の通りが悪くなってしまいます。
  • キャベツや鶏肉の分量によっては水分が多く出る場合があります。最後に味をみて、薄いようなら塩(分量外)で整えます。塩はほんの少量でとても味が濃くなりますので、少々(親指と人差し指でつまんだ量:小さじ1/8~1/6目安)を振り入れて、全体をかき混ぜてなじませてから、味をみて調整しましょう。
  • 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。

アレンジのヒント

  • 一緒に加えておいしい具材:ピーマン/長ねぎ/にんじん(薄切り)/ゆでたけのこ(薄切り)/しいたけ/にら/もやし/にんにくの芽/カシューナッツ
  • お好みの香辛料を加えても。一緒に加えておいしい香辛料:にんにくすりおろし/しょうがすりおろし/唐辛子(輪切り・一味)
  • 丼飯や、のっけ弁の具材としても。お好みで、青ねぎの小口切り、一味唐辛子をかけても。
  • 麺類にも合います。中華麺、かた焼きそば、パスタの具材としても。

おすすめ食材、ツール

最近ごま油は、こちらのお品を使っています。濃いんです。とにかく濃い。少量でごまの芳醇な香りがふわぁぁああっとなります。炒めもの、ラーメン、スープ、納豆、サラダ、おひたし、冷奴、全部幸せになります。


私のお気に入り、赤穂の天塩です。以前、スーパーで特価していたのでたまたま購入し、おにぎりや焼き魚に使ってみると、後味で甘み・旨味があり、それ以来ファンになり、あらゆる料理に使っています。特に、味付けがシンプルな料理に使う際には、とても頼りになります。


ユウキの無添加鶏がらスープの素は、顆粒タイプでサッと調味料や具材に溶けて馴染むので、とても使いやすく、クセがなく素材の味が引き立ち、旨味とコクが出ますので重宝しています。ガラス瓶ではなくプラスチックの容器ですので、軽く扱いやすい商品です。

私はこちらの700g袋入りをamazon定期おトク便で購入し、上記の容器に詰め替えて使っています。詰め替えた残りは冷凍庫に保存しています。

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