冷蔵5日
今回は、ブロッコリー嫌いだったうちの子供たちが、むしゃむしゃ食べて止まらなくなってしまったレシピのご紹介です。
ブロッコリーを、にんにくと一緒に蒸し煮にし、ゆで卵と粒マスタードとマヨネーズで和えると、とてもおいしいサラダが出来上がります。
お弁当のおかずにはもちろん、オーブン焼きなどのアレンジも利く優秀おかずです。
ここでご紹介するゆで方は、ゆでただけでも、とてもおいしく召し上がれますので、サラダやシチューなどの下ごしらえはもちろん、マヨネーズやマスタードが苦手な方は、プレーンでぜひ召し上がっていただければと思います。
冬から春先の旬の時期に安価に出回り、特に甘みが増すブロッコリーを、さらにおいしくいただけるこのレシピ、ぜひ、お試しくださいませ。
レシピについて
ブロッコリーをにんにくと一緒に下ゆでして冷まし、ゆで卵と調味料と和えます。
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材料
4人分
- ブロッコリー 1株
- 卵 2個
- ■蒸し煮用調味料
- にんにく 1片
- 水 60ml
- 塩 小さじ1/2
- ■合わせ調味料
- マヨネーズ 大さじ2
- 粒マスタード 小さじ2
- 粗挽き黒こしょう 小さじ1/4
8人分
- ブロッコリー 2株
- 卵 4個
- ■蒸し煮用調味料
- にんにく 2片
- 水 120ml
- 塩 小さじ1
- ■合わせ調味料
- マヨネーズ 大さじ4
- 粒マスタード 小さじ4
- 粗挽き黒こしょう 小さじ1/2
作り方
ブロッコリーとにんにくを一緒に蒸し煮にし、ゆで卵と調味料と和えて出来上がりです。
それぞれの手順を詳しくご説明します。
卵のゆで方
step
1卵をゆでます。まず、卵のとがっていないほうに画鋲やキリで浅く穴をあけます。
手順1~5でゆで卵を作ります。この作業は、次の手順でブロッコリーとにんにくを蒸して、冷ましている間に行うと効率が良いですが、無理しない程度に対応しましょう。
ゆでている間の圧力を逃すために、穴をあけます。こうすることで、ゆでている間に内側の圧力が膨張し、卵が割れてしまうことを防ぎます。
卵のとがっていないほうは、卵を覆っている膜と、殻との間に隙間がありますので、ゆでている間に卵が飛び出ることが少ないです。
冷蔵庫から出してすぐの卵で構いません。
写真ではワインオープナーを使っています。スクリュー半巻き分差し込んだ程度の穴を開けています。卵に穴を開けるツールがあれば、ぜひそちらを使いましょう。
step
2鍋に卵を並べ、ひたひたに水を注ぎ、
ここでいう、ひたひたの水とは、卵が少しだけ水から出ている状態です。写真は直径22cmのフライパンに、水1リットルを入れています。卵4個でも同量の水で問題ありません。
まだ火はつけません。
step
3酢(分量外:水1リットルあたり大さじ1)を入れて、ふたをして加熱します。沸騰したら火を止め、そのまま7分蒸らします。
酢には2つの役割があります。
1つは、たんぱく質を固まらせる働きがありますので、もし卵の殻が割れて白身が飛び出してきても、すぐに固め、それ以上卵が飛び出ないようにします。
もうひとつは、卵の殻を柔らかくする働きがありますので、卵の殻がむきやすくなります。
step
4氷水にとって急冷し、3分程度冷やします。
氷水にとる際、卵全体にヒビを入れておくと、さらに殻がむきやすくなります。
step
5殻をむき、水にさらします。こうすることで、硫黄臭さが取れます。
ブロッコリーとにんにくの下ごしらえ
step
1ブロッコリーの下ごしらえをします。ボウルに水をはり、ブロッコリーの房をつけて振り洗いし、ごみや汚れを取り除きます。
step
2房を下にして、斜めに包丁を入れ、房を切り離します。
step
3大きいものは軸の方に切れ目を途中まで入れて、裂くようにし、大きさを揃えます。
房は刃物で切ると、モロモロになってしまいます。軸の方から切れ目を途中まで入れてから、手で裂きましょう。
写真のように、切れ目は途中までで止めます。最後まで切り落としません。その後、手で裂きます。
step
4切ったそばから、フライパンに入れていくと良いです。
火はまだつけません。
step
5太い茎は、表面の硬い皮の部分を3~5mm厚さを目安に、厚く切り落とします。切り落とした部分は使いません。
表面の硬い皮の部分ですが、表面のみ薄く削って茎を食べることもできることはできるのですが、ブロッコリーによっては本当に硬く食べられない部分がありますので、厚く切り落とすのが無難です。
step
6斜め薄切りにし、手順4のフライパンに入れておきます。
アスパラガスのように、1cm幅(人差し指の2/3幅)×3~4cm長さ(指2本分の幅目安)程度の棒状に切っても良いです。
火はまだつけません。
step
7にんにくは薄切りにし、
step
8手順6のフライパンに入れ、蒸し煮用調味料を加えて、ざっと混ぜ合わせ、
step
9ふたをして強めの中火にかけ、充分に蒸気が立ったら、1分ほど蒸し煮にします。
step
10ふたをはずし、ざるにあげておきます。余熱で火を通しながら、冷ましておきます。
水にはさらしません。水にさらすと、水っぽい仕上がりになってしまいます。
仕上げ
step
1ゆで卵の表面の水気をキッチンペーパーなどで拭き取り、ボウルに入れて、粗くつぶします。
このあと加熱する工程がありません。保存の大敵となる水気はしっかりと拭き取っておきましょう。また、水気が入ると味がぼやけてしまいます。
step
2合わせ調味料を加えて、よく混ぜ合わせてから、
step
3粗熱が取れたブロッコリーとにんにくを加え、全体に絡めます。
ブロッコリーとにんにくは、完全に粗熱が取れてから加えましょう。熱いまま和えると、マヨネーズが分離してしまいます。
にんにくも一緒にお召し上がりいただけます。じゃがいものようにほくほくとした味わいです。
step
4保存の際は、
充分に消毒した保存容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
出来たてでもおいしいですが、冷蔵庫で30分ほど落ち着かせると、さらにおいしくいただけます。
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作り置きのコツ・ポイント
- ブロッコリーの房は刃物で切ると、モロモロになってしまいます。軸の方から切れ目を途中まで入れてから、手で裂きましょう。
- ブロッコリーの表面の硬い皮の部分は、表面のみ薄く削って茎を食べることもできることはできるのですが、ブロッコリーによっては本当に硬く食べられない部分がありますので、厚く切り落とすのが無難です。
- 保存の際は、粗熱を取ってから、充分に消毒した容器に入れて、冷蔵庫で保存しましょう。
- 出来たてでもおいしいですが、冷蔵庫で30分ほど落ち着かせると、さらにおいしくいただけます。
アレンジのヒント
- 一緒に加えておいしい具材:コーン/ハム/アボカド/きゅうり/ミックスビーンズ/ナッツ類/チーズ/かぼちゃ(ゆで)/じゃがいも(ゆで)
- このブロッコリーのゆで方は、いろいろな料理にアレンジできます。ゆでた時点で冷蔵庫で保存しておき、サラダ、シチューなどをいただく際に加えると、とてもおいしくいただけます。
- オーブン焼きにも。サラダ油を塗った耐熱容器に入れ、お好みで卵を割り入れたり、溶けるチーズ、マヨネーズをかけて、焦げ目が付くまでオーブントースターで焼きます。
おすすめ食材、ツール
愛用品です。これ一つで、つぶす、なめらかにする、混ぜる、和える、食卓の取り分けスプーンにと大活躍します。また、耐熱温度が200℃ですので、穴あきお玉としてはもちろん、揚げ物をすくう際や、炒める際の木べら代わりとしても充分に使え、食洗機でもきれいに洗える、優秀キッチンツールです。
粒マスタードはマイユを常備しています。使いやすい手頃なサイズ感に、大粒つぶつぶプチプチがたっぷりと詰め込まれています。酢ではなく白ワインに漬け込んで作られているとのこと、かなり風味が良くマイルドなので、いろいろな料理に使いやすいです。
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